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頭「ず」が高い人低い人

頭が高いとは、相手を見下げる態度で、
無礼である。横柄であることをいう。
誰も、そんな人間にはなりたくないが、
そうなってしまう時がある。

頭が高くなるのは、何かしら成果が出てきて、
自分の中に、自信めいたものが出てきた
証拠である。

今まで仲良くやっていた周囲が、馬鹿に見えて、
物足りなく感じる時がある。
そんな時に、知らず知らずのうちに、
頭が高くなっている。

人生とは、バランス良くできていて、
頭が高いときは、きちんと頭を下げる流れが
生じる。

自分のいたらなさ、力不足を痛感し、
言い訳も言えない状況に陥る。
気づいたら、今まで仲良くやっていた。
そんな仲間もいなくなっている。

自分の愚かさに気づき、腰が低いを通り越して
土下座のような状況になる。
そうやって、頭が上がったり、下がったりしながら、
人生は、いろいろな景色を見せてくれる。

頭が高いときは、見えなかったこと、
たとえば人間の弱さや醜さは、
頭が下がれば、見ることができる。

一方、頭が高くなると、自分の中にあった
崇高な理想、ロマンといったものを
思い出すことができる。

これは、平身低頭で必死に生きている時には
思いもつかなかったことである。
頭が高いとき、頭が低いとき、
その時しかわからない学びと気づきがある。

おごり高ぶり、調子に乗ることも、
それはそれで必要なんじゃないかと思うんだ。

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