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デザイナー特有の思考法をハックする

noteの更新頻度が落ちてしまった。
シード期のスタートアップで1人目デザイナーだと、ブランディング・プロダクト・コミュニケーションと全てのデザインを1人でやるため、アウトプットばっかりでインプットが疎かになりますね。
そのためんnoteに書くことがなくなると、、、。

今度ちゃんと書きますが、最近だとコーポレートサイトのリニューアルのデザインをやったりしてます。サービスサイトもリニューアルしたい。

デザイナーの思考法

人の思考法はそれぞれ特徴があります。例えば言語で考える人もいれば、イメージで考えることが得意な人もいます。
グラデーションだと思いますが、デザイナーはイメージ思考・イメージ記憶の人が多い印象です。

イメージ思考の特徴は

  • イメージで思考し記憶するため、案件などが来ると(数秒見た)あのサイトが参考になりそうだなーとかパッと思い出せる。

  • 言語からイメージに変換・イメージから言語に変換するので、素早く理解したり、素早く意見を言うみたいなことが苦手。

と言う感じです。心当たりありませんか?

イメージ思考をハックする

こうやって自己認知し言語化できたら、あとはどう仕事や学習に活かすかを考えると楽しいです。

例えば、複雑で理解が難しいユーザーフローなどはデザインする前にまずはフロー図を作って共有するなどが有効です。

仕事だけでなくて本を読む時にも使えます。
例えば『戦略の要諦』という本。

ざっくり言うと
『現状のリソースで解決可能な困難で重要な課題にフォーカスしろ』
しか言ってないんですよね。

なので最初の数ページ読めば理解できる人は終わりでいいのかもしれません。
ただ、分かるのと本当に理解するのでは大きな違いがあります。作者は大量のケーススタディを載せて読者が数%でも理解できるように500ページ使ってるわけです。

イメージ思考で重要なのはこのケーススタディを具体的にイメージしながら読むことです。これで作者が言っていることの1%くらい理解できるかも。
第5章の『戦略ファウンドリー』を実際に自分の会社でやってみることで10%くらい理解できるかもしれない。


そんな感じで、イメージ思考であるという自覚のある方は人から聞いたり、本で読んだりしただけだと全然理解していない。というまず前提の認識をすると良いかなと思います。
その上でどうすると理解しやすくなるのか工夫する。

例えば、会議のメモ術なら以下のように全体像を俯瞰するように図にしてみるとか。

さいごに

『戦略の要諦』でデザインについてとてもいい言葉があったので引用しておきます。

ジョブズのアップルを真似る秘訣は、むやみに技術の限界を越えようとすることではない。「あれのためならお金を払ってもいい」と誰もが思えるようなすばらしいデザインを提供することだ。
すぐれたデザインとは外観だけではないし、使い勝手のよさだけでもない。製品やサービスが全体としてその時点で望みうる最高の水準に達しているのがすぐれたデザインである。

戦略の要諦


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