2023年5月20日（土）。21時33分。

　こんにちは。井上和音です。

　今日の午後に村上龍さん著「五分後の世界」が自分にも読めたということで「自分は本が読める！　これから先もたくさんの本を読んでいきたい！」とか思ってしまいましたが、考えてみれば本が読めるかどうかは私自身の読解力の才能とは関係なくて、ちゃんとその本を買えるだけの資金力があるかどうかが一番の大切なところなのかなと思い始めました。どんな本でも買っていいならば、どれだけでも資金力があるならば、Amazonでちょいちょいと読んでいきたい本や漫画や図鑑や勉強の本などはそれはそれは腐るほどあると言っても過言ではないのですが、まずお金と時間が足りませんね。

　外の暴走バイクがうるさい。

　大学時代には「大学時代はアルバイトをする暇があったら本を読もう。もしくはゲームでもしよう」と考えて大量に本を買っていましたが、最終的には全てを読むには至らずに、実家に持ち帰ることもなく、ものすごい量の書籍を廃棄することになりました。

　大学時代は贅沢そのものだったかのように思いますし、日経新聞なども大学構内で無料で配っていたりと情報に関して言えば至れり尽くせりの状態でした。「大学のレポートやテストは面倒くさいし時間も掛かるし嫌だけど、大学図書館に出入りするだけの権利だけが欲しいなあ」と統合失調症になった後も思っていました。しかしながら、肝心のお金が無かったので実家に帰る選択をしました。障害年金を貰うまでは到底待つことが出来ずに、要は根気がまるで無かったのが大学生活だったのですが、今さらになって「たくさん自由に本が読めていた時代に戻りたいなあ」と思うようになりましたし、なんなら「この毎日書いている文字だけのブログもただの時間の無駄では。私は程々に本が読みたいのです」と考えたところで新しく本も買えません。今の本がたくさん買えない状況にいれば、もっと本のことを大切に出来るのかなとか思ってしまいます。

　なにか賞とか受賞して賞金とか貰えれば本を買うと思うのですけれどね。考えてみれば月８万円程度しか稼げていない今の状況では、本など贅沢品であり果たして私自身が本を読むだけの価値のある人間なのかと問われれば果たして疑問ではあります。

　お金と言えば、ゼレンスキー大統領がG7広島サミットに電撃来訪しました。一部の方にしか知られていなかったということで実は予算とか取れていなくて「予算を組み込んでいないので、どうかお引き取りを」とか堅物ギャグのようなことが起こってしまったら世界からの日本の評価はガタ落ち間違いがないのですが、そんなことは起こりません。そもそものG7主要国首脳会議にEUのフォンデアライデン議長や、国際連合のグテーレス事務総長など、「前のサミットではここまで豪華な要人たちが集まったっけ」とか思ってしまいます。特に調べているわけでもないので何も言えませんが、G7の中の主要国首脳会議がここまで世界に影響力を与える会議になるとは、開会されるまで思ってもみませんでした。これはもうお祭り騒ぎですよ、と政まつりごとを話し合う場なのでお祭り騒ぎで間違いは無いような気はしますが、ここまでビッグイベントになるとは思っていませんでした。

　スナク首相がお茶目で相手を慮おもんぱかる外交が素晴らしいなあと感じました。焼きそばの入ったお好み焼きを存分に楽しんでください。鉄板焼きの本場は日本ですからね。

　今朝は突然に本を大量に買い込んでしまい「これは後から絶対に後悔するお金の使い方では」と悲しくなってきましたが、将来的には良いことなのかもしれません。結局のところ一人暮らしの頃は食事と本と医療費くらいにしかお金を使うことはありませんでしたが、実家に帰って、尚且なおかつ使えるお金や使い先などが限られた後になったとしても、食事代が減った分、医療費と本と昼食代とポケモンカードくらいにしか使っていませんね。結局統合失調症の地獄を味わった後になっても自分の根本的な欲求というのは変わっていないみたいです。こうやって何か文章も打っていますし。もうちょっと友達が少ないことや彼女みたいな人がいないことに危機感を持った方がいいのかもしれませんが、何も分かりません。何をどうしたら友人関係が上手く行くのかも分かっていません。そもそもの幸せって何だという疑問に行きついてしまいますが、許される限りまで大学生活の延長戦でも生きていければ良いのかなとか思ってしまっています。

　ハイスペックなスマートフォンも使えていますし、コンタクトレンズも着けることが出来ていますし。充分に贅沢な毎日は過ごしていますよ。多分。もし自分が文章を書いたりしたことでお金が手に入るようなことが起これば、今のパートタイマーは辞めずに、余剰分のお金で何かしらの書籍なり、音楽のサブスクリプションに入ってみたり、WOWOWのドラマを研究したりと、何かしらの文章を磨くための資金にでもしたいなと思っています。何も賞も貰えることも無ければ、今みたいな文章が淡々と続いていくだけかなと思っています。

　とりあえずは続けていきましょう。