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「役割=固定化」ではなく「役割=変動化」 No.944

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2023年8月4日 「DAYONE日記」No.944
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

人は知らずのうちに
自分の与えられた役割について
その役割に対する固定化された価値観を
持っているような気がします。

それは、思い込み、と表現できるかも?

例えば、
父親という役割が与えられれば…

自分が働くのが当たり前
家族の大黒柱

という言葉が無意識に回ったりします。

それは、
無意識にマインドセットされている。

この無意識に考える事が
正しいかどうか別にして、その役割に、
固定化された思考や思い込みが
セットされていることによる弊害あるはず。

それは、急遽、
役割を変更した場合です。

例えば、
母親が熱を出してしまい寝込んでしまう。

そうなった時に、
母親の役割を担うのは、父親。

という流れになりますが、
当の本人が父親の役割をセットオフして
母親の役割をすぐに担えるのか?
という事です。

家事全般、子供の対応など
スムーズにこなせる父親は、役割の思い込みや
固定化された価値観をあまり持たない人。

でも、なかなか動けない人は、
自分の価値観に引っ張られてしまっており
新しい役割に対応できない。

という事があります。

つまり、夫婦でいえば、
それぞれの役割をスイッチングする場合も
あるという事です。

それは、家族として
良い状態を維持するためにも
役割が入れ替わる場合もあるのです。

だから、自らの思考として…
「役割=固定化」ではなく「役割=変動化」
という事が大事ではないかと思うのです。

いつでも、場面や状況に応じて
その役割を見直す場面が必要になるという事。

例えば、サッカーでいえば、
FWをやっている人は基本的に点を取ること、
つまり、相手へ攻める事が役割になっています。

でも、チームがピンチの時に
相手から点を入れられそうになった時には
DFもやったりするのですね。

つまり、
本来の与えられた役割から
変えているのです。

だから、逆に
DFも守っていればいいというわけではなく
チャンスの時には、FWの役割も担う。

個人的に、
ブラジルのロベルトカルロスの
サイドバックの果敢なら攻めを思い出します。

つまり、
それぞれ与えられた役割はあるけど、
チームとして全体最適を考えた時に、
自分の役割だけに固定されず、
変動して対応する事で相対的に良い方向に
進んでいくという事です。

サッカーでいえば、勝つ方向へ進める。
夫婦であれば、家族を良い方向へ進める。
仕事でいえば、プロジェクト前へ進める。

だから、
自分の与えられた役割だけでなく
流動的に変化する事も想定する。

その思考を認知しておくだけでも
目の前の事や役割だけに束縛されず
もう少し俯瞰して考える事ができるのでは?

と考えたりしています。

役割を固定せず、
「全体最適になるにはどうすれば?」
という問いを持ちながら、
自分の役割を変えていきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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