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自分を「いたわる」。セルフケアのススメ


あなたは、自分で自分のことをいたわってる?

今日を振り返ってみて、自分をいたわる時間がどれくらいあった?



私は最近、自分をいたわること、つまりセルフケアを意識している。


今までは、目まぐるしく過ごすような毎日が当たり前だった。

予定のない金曜日や週末があるともどかしくなって、何かがしたいというよりは何かをしなきゃという感情に駆られていた。まるで塗り絵をするみたいに、仕事やイベントごとにカラフルに色分けした予定でカレンダーアプリを埋めることで、自分を満たしていたのかもしれない。

それがステイホームという新しい概念によって、忙しいことが大好きだった私の心の中に、ある種の空きスペースが生まれた。

仕事や世間のことではなく、自分自身と向き合う時間を与えてもらったんじゃないかとも思う。立ち止まって、自分を知り、自分を愛し、自分をいたわる時間を。



それまでは「自分をいたわる」という概念すらなかった私だけど、去年のステイホーム期間を経て、意識的にセルフケアを自分の習慣として取り入れている。今でも自分にとってベストなものを模索中ではあるものの、確実に定着しているセルフケアの習慣がいくつかある。中には、何年も前からずっと継続していて、最近これってセルフケアの一種じゃない…?と気づいたものも。


今回は、私が日々、自分のいたわりタイムにやっていることをちょっとご紹介。

My Mind - 心をいたわる


何よりも、自分の心をいたわることを忘れちゃいけないよね。

ー心をいたわるためには?
まずは、自分ひとりの時間が必要。プライベートが保たれた空間で、今の自分の素直な声に耳を研ぎ澄まして、心と会話すること。

ー心をいたわらないとどうなる?
心と会話することに慣れていないと、自分の本音や直感に鈍くなっちゃう。鈍くなって何も感じ取れないと、周りに振り回されたり、どうでも良いことに惑わされて優柔不断…なんてことに。

ー心をいたわるためには、どんな方法がある?
よく聞くのは、瞑想(=メディテーション)。静かな空間で目を瞑って、5〜15分くらい呼吸に意識を向ける、というもの。私も試したけど、あまり上手くいかなかった。なにせ、途中で眠くなっちゃうんだもん…。


私が実践しているのは、ジャーナリング(書く瞑想)というもの。

ジャーナリングとは
自分の思いや考えを、紙に向かってひたすら書くこと。

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紙に書き出すことで、「今ここに集中する状態」を作り出すことができて、瞑想のような一種のマインドフルネス効果があるんだって。

私は、朝の5分間で書いてる。
なぜ朝に書いているかというと、頭がリセットされた状態だから感情的にならないっていうのと、1日をポジティブな気持ちでスタートできるから!

ジャーナリングを始めるために必要なのは、ペンのみ。自分の大切な気持ちをただの紙切れに書くのは味気ないから、どうせならお気に入りのノートと書きやすいペンを用意するのがオススメ!


ちなみに私は今年で3年目に突入。

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ジャーナリングを継続してるおかげか、基本的に周りの感情に振り回されることはないし、自分の直感を信じながら意思決定ができていると思うんだ。


My Body - 体をいたわる


心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
心身一如とは、精神と身体は一体であって、分けることはできず、一つのものの両面であること。一言で言うと、心と体は繋がってるという意味。

心か体、どちらかに偏ってしまっては、本当の意味で自分をいたわることができていないかも。何事もバランスが大事!だからね。

ー体をいたわるためには?
日々、自分の体の調子を把握すること。今日は調子いいな、今日はちょっと体重いかも、という感覚に敏感になること。体調を知っておくと、その日の行動スケジュールを柔軟に調整したり、意識して食べ物や飲み物を選んだりできるよね。

ー体をいたわらないとどうなる?
自分の体をコントロールできなくなる。体調を崩しがちだったり、すぐに太っちゃったり、体が常にだるかったり…。望んでいないのに、夜更かしや不摂生などが習慣になってしまう。

ー体をいたわるために、どんな方法がある?
私が特に意識していることが3つある。

1つは、毎朝起きてすぐのストレッチ。
ベッドの上でも良いし、カーペットやヨガマットの上でも◎。

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ここでポイントなのが、朝起きてすぐやること!朝ごはんを食べたり、スマホをチェックしたい気持ちを抑えて、無心状態でストレッチすることがとても大事。

15分くらい上で伸びをしてるとだんだん体が目覚めてくるのに気づく。毎朝ストレッチしてると、その日の体の調子を感じ取れるようになる。「あ、昨日食べすぎて体重いから調整しよう」とか、「肩凝ってるから、仕事中は姿勢気をつけよう」とか。


2つ目は、食事
食事はなるべく、手作りしたものが良いよね。

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特に朝の時間は、できるだけ何か果物を取り入れたいなぁと思ってる。

果物には、野菜では補えない多くの抗酸化成分が含まれているんだって。現代人はストレスが多くて、活性酸素というものが沢山発生しがち。果物はその活性酵素から身を守ってくれる働きを持つらしい。活性酸素は「加齢」を促すんだけど、果物を取ることでアンチエイジング効果もあるって言われるのはこういうこと。

レモンの蜂蜜漬けを作り置きしておけば、お湯に入れて飲むだけで気軽にビタミンが取れるし、時間がない時にも丁度いい。


3つ目は、手指のお手入れ。
美は細部に宿るというけれど、美は先端に宿るもまたしかり。

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毎日使う手指のケアって、忙しいと怠ってしまいがち…。ただこういう先端部こそ、日々の生活感が滲み出てきてしまう気がする。自分が一番目に入るところでもあるし、他人からも意外とよく見られているかもしれない。
ささくれた指先を見ると、自分の心まで荒んでる気分になっちゃうよね。

ネイルをしない時でも、素爪を整えておくと気持ち良い。女性に限らず男性でも、手指が綺麗だと素敵だな!と思う。

Around me - 身の回りをいたわる

自分自身の心と体をいたわったら、身の回りにも目を向けてみる。

ー身の回りをいたわるためには?
自分の生活環境、つまり家を心地よく整えること。家で過ごす時間が増えた今、どうせなら自分がもっと好きになれる空間を作りたいよね。

ー身の回りをいたわらないとどうなる?
心が乱れがちになる。「部屋は自分の心を写す鏡」と言われるように、身の回りが心地良くないと、心も整わず不安定な状態に。

ー身の回りをいたわる方法は?
身の回りのものを丁寧に扱うこと。私はなるべくお花を飾るようにしている。私の実家がお花を育てていたこともあって、小さい頃から植物が身近にあった。自分の手で、水をあげてお世話すると優しい気持ちになれるんだ。

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あとは、水回りを綺麗に保つようにしている。
洗面所やキッチン、トイレ、お風呂場などの水回りは清潔にしておくと、家が心地よくなるし、ふとした時にゾッとすることがない!笑
水回りの掃除をすると運気も良くなるっていうもんね。

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ところで、私は「いたわる」っていう言葉の響きが、なんか好き。柔らかいもので優しく包み込まれる感じがする。

「いたわる」って普段自然と言っているけど、どんな意味があるんだろう?
言葉の定義はいくつかあるけど、私は

気を配って大切に世話をする。大事にする。

という意味で使っている。


つまり自分をいたわるというのは、自分に気を配って大切に世話をする。自分を大事にするってこと。


「自分を大切にできる人だけが、周囲の人を大切にできる」っていう通り、まずは自分にベクトルを向けて、大切にいたわってあげよう

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