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男女の興味・関心の違い~女性編

こんにちは。前回の記事に引き続き、『男女の興味•関心』の違いをまとめています。
こちらでは『女性の興味•関心』についてを書きたいと思います。

前回の男性編はこちら

▼人間の本能的な興味、関心とは


私は前職で長いこと接客販売をしてきてわかったことがあります。
それは人間には性別によって、商品に関する『興味・関心』のポイントが異なるということです。

今回このことを改めて比較しつつ、Webに役立てられたらなと思いまとめました。
※個人の検証結果のなので、確証はないのでご了承ください。

【女性の興味・関心のポイント】

1.世間やメディアなどの情報が正しいのかを確認したがる
2.商品の写真などの情報はざっくりとしたイメージで満足する
3.他者からの評価や薦められることで理解、納得につなげる
4.レビューや購入者に共感•同調したがる
5.真似をしたい
6.流行を逃したくない


1.情報の確認

これはきっと男女問わずわかると思うのですが…
女性はいつでも複数人になれば必ず噂話をします。
それは例えどんな環境であっても、情報交換の一種なのでしょうか?

これがしかし、女性の強みでもあるのです。
今回のポイントに当てはめれば…女性はまず買い物など何か気になるものを見つけた際に…まずは商品に付随している値札や看板、はたまた広告などをチェックします。
そしてその情報を発信した者に対して必ずわかっていても同じように確認としてもう一度その情報を知らなかった様に問うのです。

現代ではたくさんの情報があふれていますが、
年齢によってもその情報元は偏りがあります。

20代は圧倒的にネットです。不特定多数の情報をたくさん仕入れています。
30代はネットに加え、コミュニティなどの口コミでしょうか。
40代になるとほとんどがコミュニティに支配されたものが多くなります。
50代は、時間があるのかメディアのなどの情報が多くなり、中には雑誌なども増えていきます。
60代以上は圧倒的にテレビやラジオが多くなります。
コミュニティも40代ほど広くないので、その情報は少し偏向が多くなっていきます。

以上がざっと私が15年間で実感したデータです(笑)

これらの自分が知りえた情報や噂を興味の対象に変えていくのが女性なのです。

2.視覚情報のおおまかさ

男性との明確な差はこの視覚情報です。
よく女性は買い物の際、じっくり見ていると思いの男性の方も多いのではないでしょうか?
その『じっくり』な部分が何かといえば…ほとんどが値段や素材やサイズくらいなのです。
そのほとんどはタグに集約されているので、彼女たちはその開示情報だけを大量にみているのみです。
接客をしていて…よく注意したのは、彼女たちがおおまかな情報しか入手しようとしないので…そこを自ら捕捉して伝えてあげることを意識しました。
ネットショッピングであってもそのあたりの詳細な部位の写真がないものはやはりのちに失敗やクレームの元になりえるのもその為です。
彼女たちはモデルの写真集や雑誌の様な綺麗で整ったイメージ写真だけで、満足しがちな生き物なのです。

3.他人の評価や推薦で理解する

今までのポイントにも少し触れていますが…女性は基本的に自分の知りえた情報を他者に確認したり、逆に教えられたりすることで納得・理解に及びます。
それは昨今のSNSなどのコミュニティもそうですが…承認欲求が極めて高い性別だと思うのです。
接客の経験では、どんなに店員がおススメしても、友人や家族の一言で購買欲が左右されることが多々あるのです。
わかりやすいもので、とある奥様が…自分でも気に入って買ったアイテムを旦那様に見せたら合わないと言われ、翌日返品にくる…といった事例でしょうか?
逆にいえば…彼らのコミュニティの中でもそのアイテムの情報を薦められるかで購買欲を高められることも可能ということです。

4.共感や同調がしたい

先ほどの項目の承認欲求と同じくらい大事なポイントが、この『共感や同調』です。
最初に話した女性の複数人での噂話や情報交換の大きな目的はこの『共感や同調を得たいから』なのです。
接客であっても、よく仲の良い女性同士で買い物をしていると、彼女たちはとにかくお互いを誉めあいながらお互いの趣味嗜好を理解し、推薦しあっているのです。
それは店員と顧客であっても同じで、度々自分に合ったアイテムを探してくれる者には心を開き、購買につながるのです。
だからこそ、販売する側にとってこの『共感や同調』はとても大事なポイントなのです。
ECなどの通販であれば…それをカスタムレビューや評価などの指数で得ることもでき、彼女たちが安心して購買するステップになります。

5.真似をしたい

この項目に関しては、個人の意向にもよりますので…一丸には言えませんが…
女性の一定数は、人気の商品や著名人が扱ったものを真似したい欲求があるのは事実です。
昨今のインフルエンサーなどのSNSコミュニティでの現象もそうで、
『大衆に指示されてること』に憧れがあるからだといえます。
男性であってもそういった欲求はあるかと思いますが、女性は支持された先の目的が特になくてもとにかく認められることに喜びを感じるのです。

なので、人気商品は確実にゲットさせてあげられる支援を店側や提供元はすべきなのです。

6.流行を逃したくない

最後にこれも比較的女性に多いポイントですが…
流行のアイテム=『大衆に支持されているもの』をいち早く手にすることで、自分が他者から浮かずに共感してもらえ、さらに認められた存在になる。ということにつながるからでしょう。


▼女性の性質の活用法

以上6つのポイントを通して…
彼女たちは基本的な軸が変わっていないことが大きくわかるでしょうか?

とにかく需要なことは
女性には理解と納得を多く得ること』でたくさんの関心と興味を芋づる的に引き寄せることが出来るのです。

WEBにとっての女性ターゲットに絞るには…

ビジュアルをインパクトのあるデザインで統一し、
わかりやすい項目を大きく表示
更に詳細な情報はタイトルクリックで誘導し、
購入者やレビューの画面を必ず配置させる。
SNSなどにすぐ拡散できるアイコンや誘導を常に常駐して、
拡散をさせることに特化させる。

私から言えるデザインはこんな感じでしょうか?

前回の男性編と合わせて…
じっくり今回は自分の経験した接客での知識を
書き出してみましたが…
案外役立つこともあるもんだなと(^_^;)自分で自分にびっくりしてしまいました(笑)
是非、今定職に付けなく悩んでいる方にも
こうやって自分の経験を細かく書き出してまとめてみるのも面白いですよ!!!


2021.9月某日~追記

こちらの記事を最後に現在の担当は終了です。(2021.8月投稿分6記事)
また、今後当校を卒業した方などの記事が投稿されるかと思います。
短い間でしたが読んでいただきありがとうございました。
このアカウントや記事をご覧になって、当校に興味を持っていただけたら幸いです。

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