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文章練習/新星急報社

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マガジン

  • ・△は遊びに行く

    定職につかずアクセサリー作家? なにを持ってしてそういうのか? なんかよくわからない状態で生きている△という人間が死ぬほど遊んでいる履歴です。

  • 東京疫癘日記

    ただの日記です。

  • この世にはカレーが嫌いな奴もいる。

    どの面下げて飯を食うんだ。

  • これはフィクションです

    自作小説置き場

  • 越境あるいは隔離された建造物について

    哉村哉子氏とのリレー小説です。 有料部分は相手からのコメントです。

最近の記事

そろそろなにがこんなに苦しいのか考えてみようぜ その1

最近考えてたことなので、まあ日記っちゃ日記。 今日はプラの配信みて電音部のリリースに震え、NHKオンデマでトヨタの犬を見ておびえました(日記の部分) ●下記のあらすじ 恋愛がわからないので苦しんでいたが、ロマンティックラブイデオロギーの考え方で少し助かったの回 ●まとめ なんでこんなに苦しいのかは分解すると以下の二つの感情 ・旧時代の価値観に合わせた決めつけへの抵抗感 ・楽しそうにしている人たちの輪に自分が加われない嫉妬心 ●対策 決めつけには定期的な発信。 恋愛が普遍

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    • 日記 20200506

      日記になにか書こうと思ったけど全部忘れましたね。 3日坊主ならぬ3週間坊主でした。坊主とは… 毎日毎日びっくりするようなことが起き続けて唖然としているうちに終わる。 アベノマスクはまだ作業場にも寝床にも届かない。結局配らないことになったんだっけ? スーパーに行ったらサラダ油が無くて、こうやっていろんなものがなくなったりまた出てきてすぐ売り切れたりするのかな、と思った。 洗剤もなくなったりしているらしい。アルコール消毒液はまだ見ない。 マスクは闇屋で売っているのを見かける

      • 日記 20200414~22

        4/14 すごく疲れていたので定休日をつくることにした。火曜日は休み。 起きてぼんやりして散歩がてら買い物に行き、ぼんやりしてラジオ体操をしてビースターズの新刊を読んで鳥をトマトで煮てイチゴシロップの支度をして風呂入って友達のツイキャスを聞きながら鳥を食べて終わり。 散歩中にいくつかの家の生垣で木香薔薇が満開になっているのを見た。とてもいい天気だったが見渡す限りの道には誰もいなくて、もう本当は世界は滅んでてここにいるわたしも幽霊なのかなと思った。 だけど生きているからそのた

        • 日記 2020/4/8~13

          4/8 気が付いたら11時半で仕事の通話の予約に遅刻したかとむちゃくちゃ焦って飛び起きたらそれはあしたの予定だった。よかったですね。 昨日オーブンで焼いておいた中落ちのガラをスープにするべく、骨をバラバラにして髄を取り出すところから始める。方法は完全にマスターしたけどこれ次いつ使うんだろう。 あくを取ってショウガとねぎとセロリを入れて煮て、夜にだしパックでとった出汁と合わせてマルタイの麺を使ってラーメンを作った。 歯医者の検診の予定があったのだがご時世的に延期のお願いの電

        そろそろなにがこんなに苦しいのか考えてみようぜ その1

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        • ・△は遊びに行く
          4本
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        • この世にはカレーが嫌いな奴もいる。
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        • 越境あるいは隔離された建造物について
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        • 星のようなもの
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        記事

          日記 2020404~07

          4/4 なんとか11時前に起きた。快挙。 カッテージチーズのホエーでスープを作り、朝はそれ。昼はそれに折ったパスタとキノコを入れて煮たもの。 掃除をしてから制作撮影、昨日できなかった発送とオーダーの連絡などをして夕方発送のために外出。 最高の青空。月。 帰ってきてから作業通話を求める友達と喋りながら、ストリーミングフェスティバルという名目で配信されていた”Music Unity 2020”をちょいちょい見る。 夕食に嘘青椒肉絲を作って、賞味期限の切れていたおそ松さんのおでん

          日記 2020404~07

          日記 20200401~03

          4/1 この未曽有の大災害において大都市の人間は日記を書くべきだとインターネットが言うのでそうする。 夜眠るところまでが一日だと思っているので次の日の朝に昨日のことを書く。夜に文章を書くとろくなことがないというのが思うところである。 寒い日。今年は桜が咲ききってから雪が降るなど寒の戻りがはげしい。 今一番気になっているのは数日前に発表された 「中止や延期イベントの代金、払い戻し受けない場合は税制優遇」 というニュース。 一見よく思えるし、それなら寄付しようという人も大勢い

          日記 20200401~03

          エイプリルフール大暴れ2020

          エイプリルフールにバ美肉をするという嘘をつくために友達にお金を払って立ち絵を書いてもらった話。 もしくはフリーランスとあそぼう コミッション編。 https://twitter.com/shinse_inu/status/1245204586048053249?s=20 最高の絵はこれ。 目次 1:経緯 2:コミッションとはなんぞや 3:絵をかいてもらうのに実際にやったこと 4:まとめ 1:経緯エイプリルフールに嘘をつきたい気持ちがある。 もともと人生を送っていたと

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          エイプリルフール大暴れ2020

          木漏れ日、午睡、夢を見ていた

          ◆3月20日~24日◆ 東京高円寺の自由帳ギャラリーにて 11作家による企画展 リカシツトショシツズコウシツ 4 にて、書籍版を販売します。 こちらは全文無料の試読ページです。 ーーーーー  どんな人間にも、すこしは輝ける場面があるという。ぼくはいまだにそんな場を得たことはないが。ぼくはずっと、ただの端役だった。主役たちのことは知っている。しかし彼らがどんな人間だったのか、語るのは難しい。ただぼくはある一瞬、彼らといて、そのやり方や、思考に少しだけ触れただけだ。今、彼

          木漏れ日、午睡、夢を見ていた

          実録まんが アクセサリーイメージオーダー編

          わたしはシガールばかり食べている人間ではないんですね実は。 こんな仕事をしているのの説明まんがを書いたのでご紹介します。 ブログというのはこちらであり、過去作品などもまとめております。 実際に行ってみたい! というかたは該当日程をご紹介している記事内から予約リンクをたどってくれということになっています。これは、わざとややこしくすることで注意をちゃんと読んでもらいたいといういにしえのネット儀礼なのですが、効果があるかどうかはわからないのですけど、ありがたいことにいいお客さん

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          または私は如何にして心配するのを止めてシガールを愛するようになったか

          シガールが好きなんです。 と、言うとおおむねの人間はああおいしいよね、あのクッキーでしょ。薄く巻いてあるやつね。と言うであろう。 シガールは万人に愛されているのである。疑いようもない。ご進物、お歳暮、お中元に頻出するのが良い証拠で、彼らは高島屋から、伊勢丹から、阪神、阪急百貨店から我々のもとにやってくる。 そんなに有名? とか食べたことないなぁという人は、これからシガールと真剣に向き合う機会があるので幸いである。 そう好きでもない人はそんな奴もいるんだなあと笑ってくれ。 わた

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          フローライト逍遥

           フローライト、フルオライト、蛍石。  はかなく脆い石、だが鉱物趣味者のなかでこれに惹かれないものは少ないのではないだろうか。紫、青、緑を中心にした、さみしい明るさのある冴え冴えとした色、その八面体の形。値段が手頃なことも相まって一つ手元に置いてみたいと思わざるを得ない、魅力のある石である。わたしもいくつかこの石は持っていて、数年前の誕生日にいただいたつやつやしたものは今でも本棚に飾っている。正八面体の緑色のもので、結晶の形ではなく磨かれたものではあるが、なかなかにきれいだ。

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          つきのさばく

           浅い眠りは、微かな震えと光に破られた。  私はベッドの上で半分だけ身をよじって、それを見た。携帯電話は石のように冷えている。真夜中、二時過ぎ。メッセージ。発光する液晶のブルーライトは眼に悪いのだそうだ。たしかに大体なんでも体に悪い。食べ物でも、酒でも、なんでも。  メッセージは別に緊急のものではなかったが、珍しいものではあった。だけど私はとにかく眠たくて、その光を片目の中に差し込まれながら眼を閉じる。  目を覚まし朝が来たことを知る。普段通り簡単な弁当を作って、あまった食材

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          遺棄ていますか ~デス電所のこと~

           デス電所の「すこやかに遺棄る」を観てきた。  デス電所はもともと関西の劇団で、結成は多分もう17年以上前だ。そんな前か、吐きそうである。いわゆる小劇団というもので、大阪に居るときはよく見に行っていた。芸術創造館とか、精華小劇場とか、ウイングフィールドとか、HEPホールとかだ。懐かしい、吐きそうだ。まだOMSだってあった。OMSはいい建物だったなあ。わたしはあそこが好きだったんだ。通う前になくなってしまった。  性格などは特に今となにも変っていないが、今よりギンギラギンに

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          恋をしにいく ~ストリップ探訪記~

           ストリップを見てきた。  いきなり何をと思われるかもしれないがあのストリップである。服を脱ぐやつだ。もともと私の周りには何人かストリップを愛好している人間が居て、大阪に住んでいるときも友達に連れて行ってもらったことはある。そのときも、キラキラとしてなかなかいいものだと思ったが、今回改めて東京で見てとてもよかったのでそのことを書こうと思う。  なかなか一人で始めての箱に行くのはライブでもクラブでもハードルがある。いわんやストリップをや、と言うことで、友達が誘ってくれたので

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          初心者TRPG勉強会に参加したよ

          TRPG勉強会(オンライン)に参加しました。楽しかったです。 文脈 ・オタク中学生はTRPGに憧れがあったよ。 ・しかし地方都市の隅っこの墓場町三丁目はオタク中学生には逆風しか吹いてなかった。 ・オタク中学生はその後アングラサブカルファッション美術芸術なんでもありな楽しい人生を歩んだし  人狼や「たほいや」なんかはプレイする経験を得たよ。ただTRPGはやったことがなかったよ。 経緯 ・twitterでおもしろそうなことにかけては信頼できそうな方が初心者向けTRPGの会参加

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          越境18 マイケル その3

          ※哉村氏とのリレー小説です。前回はこちら。第一回はこちら。  ぼくの目にうつるものだけをぼくは信じている。  しずくが落ちて、ぼくのほほをぬらす。水はぶあつい葉っぱから落ちてくる。うれしい、と思う。ぼくの口は多分、ほほえみの形になっている。いまここにはだれもいない。ユキヒコは出て行ってしまった。  ユキヒコ。  ここの外でも、中でも、どちらでもあまり見たことのないような人だった。ぼくなんかの話をきいてくれる人はめずらしいから、とてもめずらしいから。だから、あの実をあげ

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