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大人になってから絵が描きたい人のための三ヶ月上達法の前準備


注意・キャラクターの絵が描きたい人のための記事
・三ヶ月上達法をベースにしてます。イラストレーターのさいとうなおきさんが紹介しているものなので詳しくはこちら

・この記事でいう「絵が上手くなる」という言葉は、デッサン崩れがなくなったり、線が上手く描けるという意味
・線画が上手くなるまでの話が中心なので、塗りの話ではない

この記事の目的参考にしている絵描きさんの線、絵柄に近づけるようになる。

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500日以上の単推し生活を辞めた話

500日以上の単推し生活を辞めた話

「今日もあの子が頑張ってるから
私も頑張ろう」

そうやって推しメンを
毎日の原動力として生きていた私。

約500日間、その単推ししていた推しメンから秋になろうとしている8月末に、離れた。

ヲタク用語でいうと
そのグループから"他界"した。

きっかけは簡単で、我慢の限界だった。

ずっと好きでいなきゃならない、

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不審者に手を掴まれた話

子供の頃、道を歩いていたら知らない人に急に強く手を引っ張られた。
これが初の事件に触れた瞬間だった。

私は混乱しつつも防犯教室の事を思い出した。

「大きな声を出すこと、とにかく動く事」

その二つが脳裏をよぎった瞬間、何故か反射的に今まで親に怒られてもやり続けていたフクロテナガザルの真似が出た。

知らない方はすぐ下に動画を貼っておくので良かったら10秒程観てからこの先を読んで頂きたい。
「う

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「詩」というもの/谷川俊太郎

「詩」というもの/谷川俊太郎

 僕が小学校に行ってた頃ね、日本は戦争してたでしょ、戦地の兵隊さんに手紙を書きましょうなんて宿題が出るわけ、僕は何書いていいかわからないんだ、母にそう言うと、自分のことを書けばいいのよと言われる、そこでまた困っちゃうんだ、自分のことって何書けばいいのって言うと、遊んだことでも、勉強したことでもなんでもいいのよと母は言う、そうすると頭に浮かぶのは、朝起きて顔を洗って朝ごはんを食べてみたいなこと、子供

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鴨川を歩いて下った午前五時を、きっと一生忘れない。/ハンサムケンヤのこと。

鴨川を歩いて下った午前五時を、きっと一生忘れない。/ハンサムケンヤのこと。

 その音楽との出会いは、youtubeの広告だった。当時まだ高校生だった私は、youtubeで適当な動画を流しながら、数学の問題集とにらみ合っていた。なにか生配信のタイムシフトを後ろで流そうとしていた気がする。今思えば不真面目な話ではあるが、机に向かわないよりはましではある。動画の再生ボタンを押すと、広告が流れた。
 耳に残る声、メロディ、歌詞。目を引くMV。憂いを含んだ声の中に潜む、清々しさ。5

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