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おとなの寺子屋でやっていること(次回ワークショップは4月22日開催)

おとなの寺子屋〜文章教室〜は、作家・マンガ原作者 五百田 達成による、文章ワークショップ&コミュニティです。

・文章を書くのが好きな人
・文章について話す仲間が欲しい人
・文章が上手くなりたい人
・趣味で文章・エッセイを書きたい人

ぜひ一緒に学びましょう!

1 仲間とわいわい楽しく書ける!
2 プロの添削アドバイスをもらえる!!
3 自分らしい文章が書けるようになる!!!

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「おとなの寺子屋〜文章教室〜」では、一緒に学ぶメンバーを若干名募集中です。

寺子屋では、いろんなことをします。

一方的で難しい文章指南のようなことはしません。

書くということに、いろいろなアプローチで迫ってみたい、そういう実験的な場でもあります。

・・・うーん、こう書くと、それでもなんか固いし、怪しいな。

例を挙げるなら、最近は、認知特性、という角度で文章を書くという行為を考えてみました。

人は世の中をどういう視点でとらえがちか(どういう感覚でみるのがクセか)を確認して、それを、文章に活かせないか、ということを、メンバーみんなで考えました。

なぜこんなメニューになったかというと、僕自身が、ちょうど最近認知特性って面白いなと思って、それを文章書きに活かせないか、と思ったからです。

気になったことは、メンバーのみんなに考えてもらう。

※話はそれますが、そのメンバーというのが、みなさん、ゆかいな方ばかりで。つい最近、ものすごく久しぶりにオフ会をしたのですが、とても楽しかったです(みなさん、自由で笑)


で、その「認知特性で書くを考える」回を、メンバーのひとりであるなつこさんが、コラムにまとめてくれたので、こちらでご紹介します。

興味を持たれた方、ぜひ一緒に学びましょうーー!!

↓ちなみにこちらがなつこさんのインスタ↓


「わたしって変?」「こんなわたし嫌」と思っているあなたへ。

わたしはどこか変なのではないか。

嫌なことを言われたあのとき、他人の悪口を聞かされ続けたあのとき、そのシーンが勝手に頭の中で再生されてしまう。

はっきりと映像が見えてしまうから、ちゃんと思い出してしまう。朝方ふと目が覚めたときに、思い出したくもないあのシーンがリピートされてしまうこともある。

するとどんどん気分は悪くなっていく。相手のことをさらに苦手になってしまう。なんなんだこれは。こんな自分が嫌だ…。

あなたは似たような体験、したことありますか?実はこれを言ったのは初めてなんです。なんだか自分が異常な気がして、友だちにも話せなくて。

わたしになにか問題があるのなら、その正体はなんなのか。それを知りたくて、発達障害やHSPのセルフ診断をネットでやりまくっていました。しかし、どれをやっても「可能性は低いです。」という診断結果ばかり。

そんな矢先、作家の五百田達成さんのオンライン文章教室・おとなの寺子屋で、本田40式認知特性の診断をしてみましょう!というお知らせがLINEで届きました。

この診断では、「外界からの情報を頭の中で理解したり、記憶したり、表現したりする方法」として、自分はどんな特性があるのかを知ることができるとのこと。

「むむむ!?初耳!!」この手の診断ものに興味津々のわたしは、さっそくトライしました。(仕事のあとハイボールを2杯飲んで帰った深夜、歯磨き中だったけれど!)

認知の方法は視覚、言語、聴覚の3タイプがあり、診断結果はカメラ、3D、ファンタジー、辞書、ラジオ、サウンドの6つのスコアから読み取ります。

わたしの診断結果は、カメラと3Dが圧倒的に高いという結果に!

つまり、認知特性は視覚優位タイプでした。お酒が抜けた昼間に念のため再診したけど、やはりカメラと3Dがグンと高い結果になりました。

ということは、過去に起こった出来事が映像として再生されるのは、わたしの認知特性が視覚優位だったからなのか!?自己理解が進み、なんだかちょっと気持ちが落ち着いたような気がします。

思い返してみると、確かに視覚情報に敏感です。人の表情や動作の変化はもちろん、視線の強弱や、話すときの表情筋の変化もわかります。

よく会う人なら、前回会った時とアイシャドウの色が違う、チークを塗る位置が違うという微妙な変化も、意識しなくてもスッと入ってきます。

昨年1月に恵比寿で行われたおとなの寺子屋オフライン新年会のときのこと、集合場所のスタバ前にビルの奥から著書を片手に現れた五百田さんのオリーブグリーンのロングコート、ちょっぴり眉間にしわを寄せながら、大きな歩幅が渋カッコよかった映像もバッチリ覚えています。

これらの話を人にすると「えっ!よく気づくね!」「そんなこと覚えてたの!?」と驚かれますが、勝手にできちゃってる感覚なのです。

必要以上に気づいてしまい、必要以上に覚えていて、必要なく再生されてしまうのはときに苦しいこともあるけど、どいやらそういう特性をもっているんだな。

少し気持ちが楽になった勢いで友人に、「わたし発達障害かHSPかなって気になってたんだけど…」と打ち明けてみると、「それはないと思う。そう感じたことはないよ。」とあっさりきっぱり。

さらに彼女は、「わたしは繊細じゃないけど、人の話を聴きすぎるし、距離を取るのが苦手で疲弊しちゃうんだよね。」と教えてくれました。

いつも深い話で盛り上がるネイリストさんにも同じように「わたし…」と話をしてみると、「え?違うと思いますよ。」と即答され、「てゆうかわたしも発達障害とかHSPなんじゃないかと思って、今朝もそれ系のYouTube見てたんですよ!」とのこと。

「そうじゃないと思いますよ。」と即答しながら話を聴いていると、彼女も嫌なことを思い出して苦しくなることがあると話してくれました。

ちなみに彼女は「言葉」で覚えていて、その時相手が言った言葉が頭から離れないのだそう。それってもしかしたら言語優位タイプさんかも…!?なんて想像しながら、すかさず本田40式認知特性の診断をおすすめしたのでした。

みんなそれぞれに、自分の特性によって疲弊すること、「わたしって変?」と思うこと、あるんですね。うん。あるある。

その特性が、医療機関で診断名がつく特別なものなのか、グレーゾーンなのか、はたまたシンプルに個性なのか。簡単にわかるものではないし、当事者ではないとわからない現実もあるのだろう。

でも、どのゾーンにいても自分を認めてあげられたらいいよね。他者がどのゾーンにいても、認めてあげられたらいいよね。個性を認めるのはいうほど簡単ではないけれど、診断ツールはそのヒントになりそうです。

(終わり)

◎おとなの寺子屋〜文章教室〜、次回のワークショップは4月22日(土)19時〜。初回参加無料です。お申し込み・お問い合わせはこちらから。

※寺子屋メンバーによる紹介記事はこちら。


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