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2024年に読んだ本 10

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第10弾です。

去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)








『リカバリー・カバヒコ』 青山美智子


1冊目です。

少し前に
本屋大賞の結果が発表されましたけど
ノミネート作品でまだ読んでいないものが
幾つかあったので
この機会に全て読んでしまおうと
思いまして読みました。

この著者の方の作品は
『赤と青とエスキース』以来
2回目だったんですけども

すごく良い意味で
同じ人が書いた本だな
という感じがしましたね。

形式や
物語全体に漂う雰囲気が
似ているんですけども

何よりもね、
どちらの作品も
凄く優しい匂いを持っているんですよね。

誰にでもオススメできる
作品ってこういうのを
言うんじゃないでしょうか

この作品を全部読んで
全然良く無かったって言う人は
多分いないと思います。





『サロメの断頭台』 夕木春央


2冊目です。
これも小説ですね。

noteでは何度か
書いているのですが
一昨年
『方舟』という本を読みまして

これが衝撃的な面白さだったんですね。

何度も書いてますけど
僕は『方舟』という本を
電車の広告で知りまして

面白そうだなと思って
すぐに近くにあった本屋さんに
買いに走って

その本屋さんで買って
近くの喫茶店で読みはじめたんですけど

面白すぎて
止まらなくて

閉店時間が近づいてきたので
渋々店を出て
電車で家の最寄り駅まで帰って
家まで帰るのを待たずに
駅近くのベンチに腰掛けて
読んだくらい

そのくらいとんでもなく
ハマった作品なんですね。

その著者である
夕木春央さんの最新作ということで
迷わず買って
読みました。

読み終わってから
気が付いたんですが

シリーズの第3弾だったみたいですね。

この本から読んでも
問題無い内容だったから
良かったですけど
それやったらもうちょっとわかりやすく
書いておいて欲しいですね。

読み終わった後に
確認しましたけど

本の帯とかに
そんな事全く書いてないんですよね

まあ良いですけど

とにかくね、今回は
重たくてカロリーの高い作品でしたね。

面白いんですけど
お腹いっぱいの状態のまま
さらにご飯を食べないといけない状況のような
独特のしんどさがありました。

まず大前提としてね、
ちょっと変わった人

変な人しか出てこないです。

変な人同士なので
会話ももちろん変なんですよ。

だから、通常の速度で
読み進めようとすると

引っかかって
中身が頭に入ってこないので
スピードを緩めないと
いけないんですよ。

ただね、
この本はちゃんと読めば読むほど
期待に応えてくれると思います。

たまにね、
ちゃんと本を読んで
ちゃんと読むほどでも無かった
もっと流し読みで良かったな
って時もあるんですけど

逆に流し読みしてたら
これはしっかり読むべきだったな
となる時もあるんですね。

この本は完全に後者ですね。

ちゃんと読んだあなたを
決して裏切りません

ちょっとキツイと思いますが
頑張って読んでみてください。




『ハンチバック』 市川沙央


3冊目です。
これも小説ですね。

去年の上半期に芥川賞をとって
かなり話題になっていたので

知っている
読んだことあるという方も
沢山いらっしゃると
思いますが

これはね、
本当に衝撃的な作品ですね

まずね、
本のページを開いて

僕はね、真っ先に

あれ?間違えたかな
と思ったんですよ

間違って違う本を開いてしまったのかと

ちょっとしたあらすじを
知っていても

違う本を読んだかと
勘違いしてしまうほど
予想外の角度から
切り込んでくるんですよ。

短いのに
非常に攻撃力が高くて

読書とか
そういう行動一つとっても
自分の向き合い方について
考えさせられる機会であると思いますので
是非一度読んでみてください。




はい、今日はここまでです。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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