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2024年に読んだ本 12

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2024年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書く記事の
第12弾です。

去年からの記事を
全てマガジンにまとめてますので
こちらもお時間ある時に是非
お読みください

去年と同じように今年も、
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわ
みたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書いても
しょうがないんで

タイトルだけ載せて
ある程度省きつつ
進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと深く関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。

それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)








『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』 知念実希人


1冊目です。

先日、結果が発表された
本屋大賞のノミネート作品を
順番に読んでいて
この本もその中の1つですね。

児童書なので
もしノミネートされていなかったら
手に取ることは
無かったかもしれないですけど


非常に素晴らしい試みが
なされた作品だと思いますね。

子供向けに書かれているので
すごく易しい文章で
わかりやすく魅力的なキャラクターが
出てくるんですけど

ストーリーや
トリック、伏線回収は
すごくしっかりとしていて
骨組みがちゃんとしているんですよ。

僕が小さい頃にこの本と出会っていたら
間違いなく他のミステリも
読もうとするでしょうし

自分の子供にも是非
読んで欲しいなって思いましたね。




『レーエンデ国物語』 多崎礼


2冊目です。

これも小説ですね。

1冊目と同じように
ノミネート作品だったので
読みました。

去年ずっと
本屋さんの目立つ場所に
置かれてまして

装丁がすごく綺麗だから
目立っていたんですよね。

外国の図書館の本棚に
並べられている
図鑑みたいな
立派で厳かな表紙なんですよ。

見た目と
タイトルから予想通り
ファンタジー要素の強い作品ですね。

ファンタジー小説って
僕はほとんど読むことなくて

いつも
かなり起こる可能性の高い事象を
扱った作品とか
日常に寄り添った作品ばかり
読んでいるんですけども

ファンタジーはファンタジーで
魅力がありますね。

やっぱり
脳味噌の中で想像、
映像化する時に
人それぞれで違ったものが
表れるというのが
面白いですよね

現実的な小説だと
例えば東京タワーが出てきたら
みんな思い浮かべるもの
同じですからね

架空の建物が出てきて
それを
こういうものだろうな
と自分の頭の中だけで考える
それを見ることは
他の誰にも出来ない

そういう楽しみ方をね、
存分にできる作品だと思います。

登場人物の名前が
カタカナで長くて
非常に覚えづらいと思いますので
メモしながら読むのを
オススメします。




『みどりいせき』 大田ステファニー歓人


3冊目です。
これはかなりの話題作ですね。

著者の方が
SNSでかなりバズっていて

発売前に
Amazonでは売り切れていたり
しましたね。

僕は刊行されてすぐに
近くの書店でゲットしました。

この本の説明で
書かれている通り
かなり独特な文体です。

例えば
「洞窟んなった」
という表現が出てくるんですね。

僕は最初、意味が
わからなかったのですが

しばらくして
あ、「洞窟になった」という意味か
と気がついたんですけど

そういう話し言葉を
文語に直さずそのまま
文章にしています。

「洞窟になった」という
表現で
十分に斬新なのに
さらに文体を崩してくるというのが
今までにない形ですよね

そのような文体なので
最初はかなり読みにくいです。

ただ、しばらくすると
隣で誰かが朗読してくれているような
流動性を持って
文章が頭の中に入ってくるので
そのモードに入ると
読みやすいと思います。

僕ね、この本を読んでいて
なんか似ているな
って感じた作品がありまして

それが波木銅さんの
『万事快調〈オール・グリーンズ〉』
という小説なんですね。

要素が一致しているんですよね

高校生
いけない商売
表紙が緑色

内容が似ているとかでは
決して無いんですよ

でもなんかね、
親和性を感じましたね。

僕はこの著者の方より
2つ年下なんですけど
作品の中に
すごく若さを感じましたし

自分がもし
作家なら
この本読んだ時に
すごく悔しい、やられた
って感じるだろうなと
思いましたね。




はい、今日はここまでです。

ここまで読んでくださった皆様
ありがとうございました。

ではまた明日

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