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雑記 #話がしたいよ

noteに書いてるような生活が送れているだけあって、病んでいる、、、というわけでは全くなくて、転職に向けてのこともあって、少しでも心身の不調や不安をなくしたくて心療内科に行った。

今日の病院に行くのは初めてだけど、心療内科自体は今までも何度も行ったことがある。
歯が痛ければ歯医者に行く、鼻水が止まらなければ耳鼻科に行く、骨折したら整形外科に行く、と変わらないスタンスで心療内科も受診している。

数年前に、海外ではメンタルヘルスケアやカウンセリングがもっと日常的なものと、ヒッキーが言っていて、私も日本ももっとそうだといいのにと思ってる。

↑心療内科や精神科を受診する分には保険が適用されても、日本はカウンセリングとなると保険適用外で高いから私もなかなか手が出ないんだよなぁ。
(話が逸れるけど、もう一度大学に行って何か違うこと学べるとしたら心理学を学びたいって思う)

今日は初診だったから、記入してもらうものも多いので30分前に来るように、と言われていたので時間通り、10時からの診察で9時半には病院に着いた。

問診票を記入する。その後に、ストレスチェックのテストを受けた。過去1週間を参考に、と言われたので、好きな時に起きて好きな時に寝て好きな時にでかける無職期間の状態で判断してチェックをした。
チェックを入れながら、これ在職中だったらまた全然違っただろうな、と思った。
根にあるものは変わらないけど、私がストレスを感じる対人関係からは離れた生活ができているので今の生活は比較的ストレスは少ない状態だと思う。

10時には記入も済んだけど、待ち時間が長くて次に呼ばれたのが11時過ぎてからだった。
周りの人も平気で1、2時間待っていたし、口コミにも待ち時間が長いことは書いてあったから、これが通常運転なんだろうな、それでも通いに来るってことはいい病院なのかなぁ、どうなんだろう、と思いながら待っていた。

問診票を頼りにしながら、これまでの通院歴や、今までや今の生活環境、家族構成、身内の病気などについてざっくりと看護師さんに聞かれた。

家族構成を聞かれた際に「ご家族はご両親の他にごきょうだいなどいらっしゃいますか?」と聞かれたので「あっ、両親じゃなくて、、父は2歳の時に他界していて、きょうだいは姉と兄がいます」と説明した。
死因についても聞かれる。
急死というと、事故だったり自死もあるし、病気というと、本人や家族の闘病生活まで想像させてしまいそうだから"いきなり亡くなりました自死ではないです"ってことを簡潔に伝えるために、私は父のことを聞かれたら"病気で急死"と答えてる。
心筋梗塞や脳梗塞だとすれば、それだけで急死を想像しそうだけど、難病指定されている心臓の病気なので病名でサクッと伝わる感じでもない。

別に嫌な気持ちになった訳では一切ないのだけど、離婚の割合も多い現代でも、両親がいるってことはやっぱり前提なんだなぁと思ったり、私のスタンダードは世間一般のスタンダードじゃないんだな、とこういう場面に出くわすたびに実感する。

親族に癌や心臓病の方はいますか?(よく問診票に記入欄がある)と言われて、父が心臓の問題の急死であること、母方の祖父母は癌で亡くなっていること、父方の祖父の透析の話をした。
「病気について詳しく分かりますか?」と聞かれて、答えるが、おばあちゃんが亡くなったのも幼稚園の頃だったから、私は何癌だったかまでは知らされていなかった。病気になってからのおばあちゃんの姿は焼き付いてるけど、どこの癌だったかも知らないんだな、私は。とぼんやり思った。

そんな感じで、10分くらい問診があって、この後は身体測定とかしてから、先生と診察になりますので、とのことで、また30分くらい待合で待ってから、身体測定と血圧測定。
もう聞き飽きたってぐらい病院にかかるたびに決まって「低血圧ですね、、」と言われる。
ですよね、、の気持ち。

その後少ししてから、医師との診察。
予約時に、事前に今までの症状とかを紙とかにまとめてきてくださいと言われていて、用意したものは問診の時に渡してコピーを取ってもらった。
それを事前に先生が目を通した上での診察だった。

今までも色々通院はされてたみたいですね、と症状にまつわる今までの出来事や、どういう時にどういう薬を処方されたか、どういうものが効いたか、効かなかったかについて、それと今の生活について、何をして過ごしてるか、これからのこと、家族や友達との関係など、問診より詳しく聞かれた。

ひと通り話すと先生から「HSPがベースにあるかなと思います。HSPって聞いたことありますか?」と言われた。
HSPについて初めて知ったのは、高校の時に別室登校するようになった頃だったと思う。ネットで知ってその頃は色々本を読んで調べたりもした。
だけど、近年、HSPについてHSPはこんな人ですとHSPを売りにした?(私が見るに図々しいように感じる内容も多い)SNSアカウントとかが増えてきて私自身はHSPという言葉を少し嫌厭するようになってしまった。

まず、HSPでよく使われる"繊細さん"って呼び方が気持ち悪い、自分にさんをつけるなよ!とか思う。
繊細って言葉を私は自分に対してつかうには嫌悪感がある。繊細って言葉を自分に向けるか他人に向けるかの問題で、自分で自分に向けるにはおこがましいように感じてしまう。
それに、繊細っていう言葉でふわっと包みたくもない。"繊細"というより"敏感すぎる"という感覚が強い。

学生の頃はHSPを知ることで、救われた部分もあったし、HSPそのものを否定するつもりは今も一切ないけれど、SNS上でのHSPの扱いに関しては違和感を感じているから、ここ何年かは自分のそういう気質は受け入れつつもHSPだろうと考えることは辞めていた。
ただ、今回は先生に言われたことで、スッと受け入れられた感じはした。

それから「まぁHSPは病気ではなくて気質なので」「今の状態だと、うつとかではない」「心身症、自律神経失調症っていうのはあるかなぁ」「とにかく、外からの刺激とかストレスに対する反応が体とか心にも影響しやすい」とのことだった。

こう言われて、分かる!今のこの感じは、うつではないよね!と思った(なんか呑気)。過去に抑うつ状態って診断された時はこんなもんじゃなかったから。

心身症も別でかかっていた病院でも言われているし、自律神経についてもこれまでの診断の中で出てきてたから、先生の診断に対して、驚きとかもなく、淡々と頷いて聞いていた。
先生に言われると自分だけでは確信は持てず曖昧だった自分自身の状態のことが、納得に変わってホッとする。

自律神経失調症に対する薬と、症状が強い時に飲むための頓服、悪夢をみやすいことも伝えたら眠剤も、初回なので短期で様子見ましょうと1週間分だけ処方された。

結局、病院を出たのが12時半で丸々3時間病院にいた。その分、診察はじっくりしてもらえたから、みんなが待つ理由も分かんなくはない。

こうやって頼れる場所があるってことや、頓服みたいに何かあったら飲めばいいって薬を持ってること、それ自体が自分のお守りになって安心感に繋がるみたいなのが私にはあるし、それって私だけじゃないと思う。

体と心のどっちにここまで連れて来られたんだろう
どっちもくたびれているけど
平気さお薬貰ったし
飲まないし

話がしたいよ/BUMP OF CHICKEN

"平気さお薬貰ったし 飲まないし"
歌詞の本当の意味がこのまんま薬なのかどうかは分からないけど、お守り的な何かを手に入れたことで、それを大切にポッケにしまってまだ歩き続けれるよっていう感じがわかり過ぎて泣けてしまう、藤くーん(泣)


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