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#190 リカレント教育の根幹は「学習の自立支援」

リカレント教育
とは学校教育から離れた後も生涯にわたって学び続け、必要に応じて就労と学習を交互に繰り返すことを指します。 リカレント(recurrent)は「循環する」「再発する」といった意味です。 リカレント教育は、スウェーデンの文部大臣で後に首相となったオロフ・パルメによって提唱されました。

人は社会に出てからも

仕事、子育て、趣味などなど

様々な場面で「学び」があり、それを通過することで人生がより豊かになります。

AERA dot.の記事によれば

今では様々な企業が社員のリカレント教育を後押しし、文部科学省も支援事業を実施しているとあります。

様々な知識や技能が有機的に繋がっていることがより鮮明になっている今、その職種の専門知識のみではグローバル社会を生き抜いてはいけないという危機感を感じます。

社会人になっても学び続けられる環境が、民間や国の協力の元、整備されつつあることは有意義だと言えるでしょう。

それと同時に、一人ひとりが「学び」を本質的に体験できているのかという問題があります。

学校教育における教科・科目の学習は

それらの知識・技能・思考を獲得するのと同時に、人生を歩んでいく中で必要なことを学ぶ訓練として機能します。

これは
学校教育における「学習の自立支援」の観点です。

何かを学ぶ経験値を全ての児童・生徒に保障することで

リカレント教育も機能するのではないでしょうか。


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