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「対人不安」の根本原因について

前にこのような記事を書きましたが

どんなタイプの人とでも良好な人間関係を築ける方が、人生のあらゆる面で得をするのは確かです。

感覚的にそれは分かっていても

「他者に心を開いて接するのが怖い」
「自分が傷つけられるのではないか」
「きっと仲良くなれない」

などと考え、逃げ腰になってしまうのですね。

  • 開放的な性格

  • 閉鎖的な性格

あなたは、どちらのタイプでしょうか?

前者の人からすれば、後者の悩みが理解できないかもしれません。
「何をそんなに怖がってるの?不思議」と首を傾げるでしょう。

閉鎖的な性格になってしまう、根本原因は何なのか。
これが分かれば両者とも少しスッキリするのではないでしょうか?

今日はそこにフォーカスして書いてみようと思います。
1000文字くらいでまとめます、ぜひ最後までどうぞ!



人間に対して常に「警戒心」を持っている


スキルではなく、やはり「心の問題」となってきます。

素の自分を出せない、他者と関わると疲れる、緊張する。
という人は「人間に対して警戒心が強い」ということになります。

人間に対して安心感を持てない、という状態です。

この原因は
乳幼児期の愛情不足だと言われています。

「犬の性格」と同じ原理なので、こちらで説明します。

家族(飼い主)にたっぷり愛情を注がれて育った犬は「人間が好きな性格」になります。

人間がどういう生き物なのかを把握できているので、人間に対して安心感を持っています。(子犬時期にたくさんの人に可愛がってもらうと、なお良い)

たくさんの人に可愛がられて育った犬が成犬になると、知らない人にでもシッポを振る犬になります。

人懐っこく、誰からも可愛がられるワンコになるわけです。

では逆に
人間に無視されたり、暴力を振るわれた子犬が大人になるとどうなるでしょうか。

人間に対して「安心感・信頼感」を持つことができず、危険な存在だと認識します。

人間が近づくと警戒態勢に入り、吠えて威嚇したり怖がって逃げていきます。

  • 人間がどういう生き物なのかをよく把握できていない

  • 乳幼児期に人間と関わって辛い体験をした

これが原因です。

なので人間との接触を避けます。
自分からシッポを振って近づこうとしません。


人間を警戒している人、というのは
この「人間にシッポを振らない犬」と同じです。

よく分からないから、怖いのです。
攻撃されるのではないかと、不安なのです。

「人間に対する安心感」が育たなかったのが、一番の原因です。


まとめ

「人間に対する安心感」は後天的に会得することも可能です。
ただ、そんな簡単な話ではありません。

人間にいじめられて育った犬が、人間に心を開くようになるまでには、それなりに時間がかかりますよね。

「人間は自分を受け入れてくれる存在だ」
この心が育つまでは、警戒心が解けることはありません。

この人間に対する安心感を育てる方法については、また別の機会に書こうと思います。文字数が3000超えそうなのでね(+_+)

今日の話で少しでもスッキリしてもらえたら、幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また近々更新しますね、ではでは!

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