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紅茶と料理のマッチングのコツ 

みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。
本日はティーペアリングのコツについてお話したいと思います。

紅茶はそれだけで飲んでもおいしくて楽しめますが、やはりスイーツや焼菓子などを合わせる事でより相乗効果でおいしく、楽しむことができる飲み物です。
そして今回はスイーツだけでなく、紅茶と食事のおすすめペアリングも紹介したいと思います。

結論から先に申し上げると、
簡単にできるティーペアリングの考え方。
それは『水色で考える』です。

ちなみに水色は『みずいろ』ではなく
お茶用語で水色は『すいしょく』と読みます。

水色とはその名の通り、お茶の抽出液の色の事を指します。

・水色が淡い色の紅茶(黄金色系)→ サッパリと爽快感のある香りと味わい
【産地】春摘みダージリン・ネパール・ドアーズ春摘み・ヌワラエリヤ etc…

春摘みダージリン


・水色が濃い色の紅茶(褐色系)   → コクが深くどっしりとした味わい。
【産地】アッサム・ケニア・ディンブラ・ウバ・etc.

アッサム紅茶

本当に簡単にではありますが、上記の分類を念頭に置いたうえでペアリングについて考えていきたいと思います。

①スイーツとのペアリング
基本的にはケーキや焼菓子等はどの紅茶とペアリングしても大きく外すことは少ないですが、おすすめのペアリングとしては

・フルーツ系のスイーツ、和菓子       → 水色が淡い紅茶
・クリームたっぷりのスイーツ、濃厚な洋菓子 → 水色が濃い紅茶

上記のように合わせていただく事で、相性の良いペアリングをお楽しみいただけます。

②食事とのペアリング
食事とのペアリングを考える際は、ワインとのペアリングを参考に考えるとわかりやすいかと思います。
王道のペアリングとして、魚料理には白ワイン。お肉料理には赤ワイン。
というのが定番のペアリングです。(もちろん厳密に言えば様々なペアリング方が存在しますが…)
ですので、紅茶で考える際も

・魚料理等、あっさりとした食事  → 水色が淡い紅茶


・お肉料理等、こってりとした食事 → 水色が濃い紅茶

上記を参考にしてペアリングをお楽しみください。

③タンニンについて
なぜクリームたっぷりのスイーツやお肉料理には水色が濃い紅茶が合うのか?
それは紅茶の中に含まれるタンニンという成分が、油脂分を分解してくれているからです。
ジューシーなお肉料理と赤ワインの相性がいい事と同じように、
クリームたっぷりのケーキと紅茶の相性がいいのも同じ理屈です。
タンニンの効果によって口の中に残ってしまう油分を分解してサッパリとさせることこそ、紅茶と油ものとの相性が良い理由です。


いかがでしたでしょうか?
本日は簡単にできるティーペアリングのコツについてお話させていただきました。
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ここまでお読みいただいてありがとうございました!
それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしください。いろはでした!

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