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アニメーション制作の夢

私がアニメーションに憧れたきっかけは、ディズニーのライオンキングだった。当時のWOWWOWでメイキングドキュメンタリーを見ると、アフリカに行き動物や風景を描きアニメーション作品へ昇華させていく工程に、私もこういう仕事がしたい!と強く思った。数多の牛をCGで映像化していく様子にも興奮を覚えた。

アニメーターになる技量を十分磨いてこなかったので、その夢は果たせないまま。短編の詩的なアニメーションに興味が移っていた。生き方でアートを表現していこうなんて、大したこともできないわりに心意気だけは大袈裟に。
夫の仕事がフリーランスになり、僻地へ移住して5年が経った。

小学校の子どもたちと授業の中でアニメーションを作るという貴重な体験が二年間もできた。

そのメソッドを広めようと社団法人を立ち上げ、共同代表の方針について行けず一年経たずに退任した。心と尊厳は深く傷ついたまま。それをかばうように2つのアートプロジェクトを企画運営をしている。

Talent Blossomというデッサンワークショップと、
ÆRAという短編アニメーションのプロジェクト。
どちらもデンマークのTheAnimationWorkshopとの共同企画。

アニメーションは私の暮らす高知県にデンマーク&日本のアニメーターが滞在しながら制作する。クラゲが主人公?の作品なので、海洋生物研究所に協力を依頼して制作のコーディネートをしている。

いつのまにか憧れていた夢の中にいるように感じた。

思いがけない出来事は喜びと落胆もまた平等に運んでくる。とにかくさいごまでやりとげることと、昨日おばあちゃんから言われた“楽しむゆとりを持つこと”を自分に言い聞かせながら。

驚きと発見に満ちた世界を生きよう


アートで地域を盛り上げたい同志やアートを生業にする人と歩みを共有し何か些細なことでも互いをインスパイアできるよう願いを込めてコツコツ綴ります。アートが社会に大切だって気づいてもらえるように。

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