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recipe #12 / タルト タタン

難易度 : 普通
所要時間 : 40〜60分(タタン部分)

気がつけば初秋の季節です。

早速知り合いから林檎のお裾分けをいただきましたが、家に持ち帰っても冷蔵庫の奥底に眠ってしまいそうなので「タルト タタン」を作ってみます。

製菓で使用する林檎と言えば「紅玉」が主ですが、今回はいただいた「ふじ」を使いました。



◇レシピ

⚫︎林檎のガルニチュール

グラニュー糖    12%
無塩バター     4%
林檎        84%




グラニュー糖    64g
無塩バター     22g
林檎        3個




◇作り方

⚫︎準備

  • 林檎は皮と芯を取り除き、8〜12等分のくし切りにカットする。

⚫︎ガルニチュールを作る

  1. キャラメルを作る。鍋に少量のグラニュー糖を加え、火にかける。グラニュー糖が溶けたら再び少しずつグラニュー糖を加え都度溶かしていく。

  2. グラニュー糖を全て溶かし切ったら色づくまで焦がす。
    ※色濃く焦がしすぎないように気をつける。

  3. 全体が薄茶色に色付いた時点で火を止め、すぐにバターを加えて溶かす。

  4. バターが溶けたら林檎を入れ、中火にかけながら林檎に火を通す。
    ※林檎が透き通るようになり、表面にキャラメルが満遍なくコーティングされるまで。

  5. 火を止めてデコ缶やバットにキャラメルごとあけて並べ、アルミホイルで蓋をする。

  6. 5.を160℃のオーブンに入れ、30〜40分焼成する。
    ※2、3回ほどオーブンから取り出し、林檎を裏表返すとなおよし。

  7. 林檎にキャラメルが染み込み、色づいたらオーブンから出し、冷ます(完成)
    ※火が通り過ぎると固くなってしまうので柔らかく仕上げたければオーブンに入れる時間帯を調整してもよい。

1. 鍋に入れた砂糖が溶けたら都度加え再び溶かしていく。
鍋をゆすったり、傾けたりしながら
この時点では焦がさず均一に溶かす。
2. 焦がしたキャラメル。
上写真くらいの色付きになったら火を止める。
3. バターを加える。
4. 林檎を入れ、キャラメルを絡めていくような
イメージで火を通してゆく。
5. アルミホイルを被せることで蒸し焼き出来る状態に。
6. 焼成後。
あまり火を通しすぎると固くなるので
都度確認する。


⚫︎サブレを焼く

一般的なタルト・タタンの底生地はパート・プリゼなどのパイ生地が使われることが多いです。

ここでは以前に紹介した「きなこサブレ」を使用してみました。

  1. 3〜5㎜に伸ばした生地を冷蔵に1時間ほど休ませ、型で抜く。

  2. 150℃のオーブンで20〜25ほど焼き上げる。オーブンから出し、常温で冷ます。


⚫︎組み立てる

他の文献では、タルト・タタンは型ごと焼成してその形のままタルト生地に乗せることがほとんどです。

今回はガルニチュールを作ったら、その林檎を型に詰めて固め、仕上げました。

  1. シリコン型にすり切りまで、ガルニチュールを詰め、冷凍庫で固める。

  2. 1.を型から抜き、サブレの上に乗せる。
    (完成)

1. シリコン型に詰め込み、このまま冷凍。

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