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伊勢田 亮
2020年10月28日 17:27
これまで何度さよならを言っただろう、届かないと知りながら胸の内で告げる別れは今日もまた私を引き裂いていく。何も知らない無垢な君は明日も変わらず私の前で笑ってくれるんでしょう、それ故に残酷であることを露ほども、夢にすら、思っていない無邪気さ。傷つけたい汚したい、駄目ならせめて憎めたら、そう叫ぶ心を何度も殺して同時にさよならを告げていること、どうか気付かずにいてください。君の一番になれても唯一に