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我が家の本棚 ~文庫本(主に小説)編~

フォローさせていただいている方の記事に触発されて、我が家の本棚を一部公表します。

本棚その1
本棚その2

主に文庫サイズの小説をまとめた本棚です。


画像だと細かすぎてよくわからないと思いますのでざっと内容紹介をします。

本棚その1-A

上段は「機動戦士ガンダム」シリーズの小説と「天元突破グレンラガン」の小説です。

ガンダムの小説、特に原作者である富野由悠季氏の著作はアニメ放映版とは物語や設定が異なっていることが多く、本来描きたかったであろう交じりっけなしの純粋なメッセージがダイレクトに読み取れるので非常に面白いです。富野節をこれでもかと堪能できます。

下段は森博嗣氏の小説とちょっとだけガンダム小説です。
森博嗣氏のデビュー作であり代表作である「すべてがFになる」を読んで大ファンになり文庫本で集めるようになりました。


本棚その1-B

上段から下段の中ほどまで森博嗣氏の小説です。文庫本として発売されている作品の八割以上は揃っていると思います。
エッセイ本も多数発表されていますがそちらはほぼノータッチです。小説だけで手いっぱいといったところ。

下段の残りは、荒俣宏氏の「帝都物語」と西谷史氏の「デジタルデビルストーリー」。

「帝都物語」全10巻中3巻の装丁が違うのはねらったわけではなく、そういう全巻セットを古本屋で購入したからです。帰宅後気づき後悔したことは言うまでもありません。

「デジタルデビルストーリー」は今なお続いているゲーム「真・女神転生」シリーズの元となった小説です。
第一巻のタイトルが「女神転生」。それをベースにファミコンソフト「女神転生」が制作されました。この小説がなければメガテンシリーズや、派生作品のペルソナシリーズは生まれなかったという実はとんでもない作品。


本棚その2-A

上段は歴史物。司馬遼太郎氏の小説や古事記・信長公記などの史料系も少々。

司馬遼太郎氏の「燃えよ剣」は我が心のバイブル。年に一回は読み返しています。新選組ファンになったきっかけの一冊でもあります。
北方謙三氏の「黒龍の棺」は少し異質な新選組の小説です。あくまで史実をなぞりますがその裏側では……といった”if”ストーリーではないものの”あったかもしれない”感が絶妙な一冊です。

下段はバラエティコーナーとでも言いましょうかジャンルがごちゃ混ぜになってます。

外国の小説、山田風太郎氏の「魔界転生」、梶尾真治氏の「黄泉がえり」「クロノス・ジョウンターの伝説」、有川浩氏の「図書館戦争」、恩田陸氏の「常野物語」シリーズ、「銀河鉄道の夜」、「はてしない物語」などなど。

「本が読みたいんだけど何かオススメある?」と聞かれた時、特にジャンルの指定が無い場合に私がオススメするのが「クロノス・ジョウンターの伝説」「図書館戦争」「はてしない物語」の三冊だったりします。
タイムトラベル・もしもの日本・異世界召喚ファンタジーといい感じにバラけているのがポイントです。


本棚その2-B

上下段とも上遠野浩平氏の著作です。
デビュー作であり代表作の「ブギーポップは笑わない」で衝撃を受け、以来新刊をリアルタイムで購入する唯一の作家さんになりました。
現状刊行されている上遠野作品は一通り揃っているはずです。もちろん「恥知らずのパープルヘイズ」「パンゲアの零兆遊戯」も所持しております(この棚には入らなかった)。

なのですが、昨年(2021年)は新刊が一冊もなく寂しい限り。今年(2022年)も6月も半ばが過ぎたのに音沙汰なし。
どうやら『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ漫画の原作がお忙しいようです。ぐぬぬぬ。


今回は以上です。
あらためて自分の本棚を見直してみると、如実に趣味趣向が現れていてなんだか少し恥ずかしいですね。

森博嗣氏と上遠野浩平氏の小説は「違うシリーズ作品でも同一の世界観」という共通点があります。例外はありますが。

「ここであの話とつながるのか!」
「前作主人公キタァァァッ!」
「え? あれから○○年後の話だったの!?」

どうやら私はこういう物語に弱いみたいです。
そりゃ、MCUシリーズにハマるわけだ。

他の本棚も整理整頓が終われば公表するかもしれません。
……いつになるやら。



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