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260☆数の日本語がややこしすぎる

ぼんじょーるの!
晴れて気持ちの良い木曜の朝です。
朝晩は涼しいけど日中の太陽はギラギラでまだまだ泳げそうな感じ。
湿度はないので心地よく過ごせる秋はいいですねぇ。

今日で9月も終わり。
今年も残すところ3ヵ月。
まさかコロナがここまで長引くとは思いませんでした。
秋に一時帰国しようかなと思ってましたけど、ワクチンパスポート持ってても日本は入国後2週間の隔離が必要というので断念。

さて、昨日は日本語クラス2回目でした。
11時から12時までなんですけど、授業の終わりは教会の正午の鐘です(笑。
時計を見なくても分かるからすごく便利。

2人で始める予定でしたけど今のところ1人だけ、マンツーマンでやってます。
2人のレベル合わせをする必要がないのでラクです。

昨日は日本から持ってきていた和食のレシピ本を教材にしました。
レシピのイタリア語が簡単なように、日本語もシンプルで短く分かりやすいのでそうしたのですけどね。

これが意に反して、ムチャクチャ難儀でした。

もともと日本語レッスン用に書かれたものではないうえ、お米1合、鯛1尾、昆布1枚……(汗。
日本人なら深く考えずともスラっと出てくるものが、外国人にとっては意味不明なこと、この上ない!

たとえば「合」。
日本はお米の国なのでとても大事にされていて、お米を計量するための専用Ciotolinaチョトリーナ、小さな器があり、それを数えるためだけに存在するのが「合」だ。

鯛の1「尾」は魚の尾っぽ。
動物のように「匹」でも間違いじゃないけど、これをそのまま「いち・ひき」と読んだら間違い。
いっぴき、にひき、さんびき……「さん・ひき」と読んではダメ。

昆布は紙のようにひらひらとした海草なので「枚」を使う。
薄いものには「枚」をつけとけば、ほぼイケる。

こんなことをイチイチ説明するので、結局授業中にレシピ1つを終えることができませんでした。

お察しの通り授業中は日本語しか使わない、というのもすでに崩壊。
だってこんな難しいコト、日本語で説明されて理解できるぐらいならわざわざ個人レッスンなんてしませんって。

その代わり、私のイタリア語が磨かれてます(笑。

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