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「蹴到ラボ」始動のきっかけ

きっかけ


今回は私がサッカーの指導者塾を立ち上げたきっかけ、経緯をお伝えしたいと思います。


まずは簡単に私の経歴をお伝えしたいと思います。

〇公立高校体育教員 
2007年~2023年3月(同年サッカー部監督に就任)

〇国体選抜指導及び監督 
2016年(ヘッドコーチ)
2019年~2021年(監督)

〇C級ライセンス取得 
2004年

〇B級ライセンス取得 2012年

そして、2017年にJFA公認A級ジェネラルライセンスの資格を取得しました。

それ以降、市町だけでなく地区のサッカー指導者の方々を対象とした指導者講習会の講師の依頼が来るようになりました。


私自身、選手に教える機会は多くありましたが、「指導者を対象に指導する」といった機会は稀でした。この機会は、私にとっても非常に有意義なものでありました。

講習会には有難いことに毎回大体20〜30名の方々が毎回参加してくださりました。

その中で・・・

「何かご質問はありますか?」
「このトレーニングに関して疑問点はないですか?」
「この点に関して何かご意見ある方はお見えになりますか?」

と、問いかけることは頻繁にありましたが、さすがに30名前後の大人の前で率先して挙手をし、質問してくれる方は多くはありませんでした。


しかし、講習会が終了した後に再度、

「私はまだこの会場にしばらく残っておりますので何かあれば、お声かけください。どんな質問にもお答えします」

とお伝えすると、毎回必ず複数の指導者の方が質問に来てくださり、その方が抱えている悩みを共有することが頻繁にありました。


そして多くの悩みは以下のようなものです。

「サッカーの話をしたいけれどそういった場所・仲間・指導者がいない」
「1人でチームを指導しており、フィードバックやディスカッションができない。」
「相談したいけれど、そもそも相談相手がいない」

といった内容のものが多かったです。

指導者の皆さんは情熱をもって指導に取り組んではいるものの、そこで生まれた疑問点や悩みを共有し解決できる場所が見つからないといった感じでした。

その点で言うと、普通の公立高校体育教師であった私は、皆さんからすれば近すぎず遠すぎない、絶妙な距離感の相談相手なのかもしれません。

私のような指導者でも頼りにしてくださる方がたくさんいて、自分の知識や経験が誰かの役に立つのではという思いが沸々と湧き出てくると同時に、もっと自分から積極的に発信の場所を作ろうと思いました。

座談会からラボまで


そこでまず初めに、知人のサッカー指導者の方々を集め、不定期でファミレス等に集まりサッカーの話をすることを開始。いわゆる「座談会」です。

また、個別でも相談を受けるようになりました。その過程の中で、

「このようなことを継続して企画してほしい」
「また相談に乗ってください」
「LINEで質問を送っていいですか?」

というお言葉を参加者の方からいただきました。


このことをきっかけに、私の知り合いの指導者の方を対象にした

「蹴到ラボ」(現在はITARU METHOD FOOTBALL LABO)

というサッカー指導者の塾を立ち上げました。


指導者塾を立ち上げたことにより、たくさんの指導者の方々の考えを聞くことができ、また自分自身も発信をしていくことで、自分の考えも整理され洗練されていく感覚をえることができました。


今後この塾をどのようにしていくかは現在も模索中です。
まずはこの「note」で「加藤到の知識経験を共有し、そこで得られたモノをさらに発信する」ということに注力していきたいと思っています。


私は自分から動き出すことでどんどん変化が生まれていくと信じていますし、それを実感しています。
このnoteも私にとっては大きな変化であり、この経験が私を指導者としても人間としても成長させてくれると信じています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


次回の更新も、楽しみしていてください。


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