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ミーティングで号泣した話

最近の体調不良で、心配と迷惑をかけてしまったクライアントさんとミーティング(昨日記事に書いた方とは別のメディア)。

自分のおかれている状況を洗いざらい話し、今後もメディアに貢献していきたいからどうすればいいか知恵を貸してほしい、とお願いした。こんなに弱音を吐いてしまって、もしかしたら契約打ち切りになるかも、とドキドキしながら。

しかし、おふたりは「糸崎さんは本当に大切で貴重な人材だから、ぜったいに無理しないでほしい」「無理をしないで、長い期間一緒に仕事できるように、心地のいいやりかたで仕事してほしい」と言ってくださり、そのあと色々と話すうちに、今まで苦しんでいた本当の気持ちに気付いて号泣した。

私が本当に苦しんでいたのは、もっと書きたい、ひとつでも多くの記事を納品したいと思っているのに、自分の理想ほどの数を納品できていないという現状だったんだ。それを無理に叶えようと、その気持ちを解消しようと無理を続け、疲労を溜めて体を壊してしまった。

育児そのものというよりも、手助けしてくれる人がいないために行動に制限がかかることを、心のどこかでずっと「理不尽だ」と思っていた。でも「小さい子を持つ親なんだから仕方ない。その分頑張らなくちゃ」と悔しい気持ちに蓋をして無茶をした結果が、これだ。

「私はもっと書きたい、もっとたくさん書いてもっと貢献したい。それなのに、自分が思うほど貢献できてないような気がして苦しいんです」と言いながら泣く私に、クライアントさんたちは「泣かなくていいんだよ」「糸崎さんはマジメすぎるんだよ」「助け合おうよ」と言ってくれた。さらに「いつも明るいところがステキだから、涙より笑っててよ」とまで。なんなんだ。なんなんだもう。愛しかないやん。ラブ。

「10年後20年後を見据えて一緒にがんばろうよ」って言ってもらえる。そんなクライアントさんに出会えたこと、そう言ってもらえる人材になれたことは、自信になった。

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昨日は、ライター仲間でありソウルメイトでもある東ゆずほちゃんとお話した。ゆずほちゃんはここ最近の私の心身を非常に心配してくれていて、親身になって話を聞いてくれた。ありがとう。

彼女とはおかれた境遇とか価値観がものすごく似ていて、子どもも自分たちも同世代だし、誕生日も近いしで、心強い戦友でもある。

そんなゆずほちゃんには「ずっとライターを続けていくために、自分を大切にすること」の大切さを説いてもらった。今日クライアントさんに言われたみたいに「ライターをずっと続けていくため」に、少しずつでも変わるためのフェーズに来ているんだと思う。

ライターになってから数年、実績にもかなり波があった。でも、現在は「無茶をしてでもがむしゃらにやっていく」段階にはいない。今私に必要なのはいつまでもライターという仕事を続けていくための道を見つけることだ。

仕事も大事にする。家族も大事にする。そんな自分との約束を、死んでも守り抜いてきた。でも、大事なもののなかに肝心の「自分」を入れ忘れてたのかも。

だからここからは、どれだけ長くライターという仕事を続けていかれるかに注力しようと思う。今は遠回りに思えたり、じれったいと思うこともあるかもしれないけど、急がば回れの精神だ。まずは自分を大切にしなくっちゃ。

私に関わるたくさんの人が、こうやって大切なことに気付かせてくれる。
この人たちの存在が私の財産だ。ありがとうございます。これからも胸を貸してください。

(Day.3)


▽執筆しました。アイヌの文化から学ぶ「豊かな社会」とは▽

▼昨日の記事。最近いつにもまして愛にあふれている。▼



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