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ファスティングを終えてみて編集後記的なもの

長かった9日間がようやく終わりました。
ファスティングについて、ググるとネットでは色んな情報が出てきます。
よくあるのは「人生が変わった!」「悟りが開けた!」みたいななんかすごそうなワードが拾えるのですが、実際私にとって、生活に大きな変化があったかというと、何も変わっていません。

◇何気ない今この瞬間を大切に思える

劇的な運命変化みたいなのはなくても、やって良かったと思います。
健康な時にカラダと真剣に向き合えることって、普通に毎日過ごしてたらなかなかありません。ヒトはみな、病気や不自由になって初めて、健康のありがたみや大切さを痛感するわけですから、強制的に、その状況を作り、改めて毎日の生活を丁寧に生きよう、いまここにいることを最大限幸せ感じようと思えたのはプラスでした。

また、思わぬ習得としては、素材に敏感になり、旬のモノ・鮮度の高いものをよりおいしく感じ、鮮度が落ちているものを今まで以上に美味しくなく感じるということは体感出来ました。
なんとなく、安くなってるから買おう、ということは今後身体のために辞めようと思えました。

◇結果として


断食中のピークはマイナス3.7キロまで落としましたが、回復食を経て、最終日の体重はマイナス2.3キロでした。
暴飲暴食せず、定期的に運動を心がければキープできそうな気がしています。年を取って代謝が落ち、体重が減りにくくなっている人ほどファスティングは向いているなと思います。
エネルギーを回転させるために瞬間的に肝臓に負担はかかるようですが、消化物を抑えることで、胃腸の活動を休め、そのほかの内臓も休憩させてあげるということを意識できたのは良かったです。

◇強制的に生活リセットでき自分のための時間が増える

よっしゃ!ファスティングするぞ!と決めると、なんとなく行っていた飲み会や、予定空いてるから埋めようと約束を取り付けるなどのことがなくなります。元気が出ないし、低血糖でアクティブになれないので、まっすぐ帰るようになります。つまり、活動がエコモードになります。

年末年始などはヒトの付き合いなどで予定がアンコントローラブルになり、気づかぬうちに内臓を酷使したり、ストレスがかかっていたりします。ファスティングを理由に断りやすくなりますし、自分のための時間が増えるのでそういう意味でもとっても有益です。

これからファスティングを始めてみようという人が居たら全力で応援します。その際はぜひ一人でやらないことをお勧めします。
ファスティングモードであることを自己開示できる信頼相手と共に参加すると良いと思います。また、ファスティングはストイックな活動だと思いますがぜひその時間を楽しんでほしいです。

あなたのファスティングが成功することを祈って。

▼準備食から回復食までの9日間のログはこちらマガジンをご参照ください。


ありがとうございます。日ごろお世話になっている周りの人たちへの恩返しのために使わせていただきます^^