116 アメリカの大学の出願時期は、2種類あって。
エッセイや推薦状の用意が済み、いよいよ娘がアメリカの大学に出願する作業が10月ごろから始まりました。
どの大学にいつ出願するかというのが大事なポイントで、それはこういう区別があるからです。
早期出願
出願時期:10~11月 合否結果:12~2月
①アーリーディシジョン Early Decision
いわゆる単願。
合格したら必ずこの大学に入学するという約束で出願し、その分合格率が高いものです。
②アーリーアクション Early Action
いわゆる併願。
いくつでも併願できて縛りがないので、合格した大学の中から選ぶことができます。
一般出願
出願時期:12~1月 合否:3~5月
レギュラーディシジョン Regular Decision
早期出願の結果、志望の大学に合格できなかった場合や、もともと早期出願がない大学の場合は、この一般出願となります。
出演書類はオンラインで一斉方式。
大学によってこれらのどの出願方法があるかが違うので、それをもとに出願のスケジュールを立てていかないといけません。
志望の大学に早期出願できるようなら、その方が早く結果もわかるし、合格率が高いのでベスト。
でも、この早期出願がある大学って限られているので、たいていは一般出願になります。
日本の推薦入学と同じで、早期出願で大学が決まった人は早く受験から解放されて、うらやましいんですよね。
高校の成績やTOEFLやSATの結果、出願エッセイ、推薦状、課外活動、その他ポートフォリオ(自分の作品等がある場合)などを完成させ、「コモン・アプリケーション / Common Application」というオンラインの出願システムにアップロード。
(最近ではコアリション・アプリケーションというのもあるとか)
出願した大学が、そこにアクセスして見てくれるようです。
一般出願の締め切りは大学によってバラバラで、どの大学にいつ出願するか、管理能力も必要になってきます。
いつ出願するんだったか、もう出願したかどうか、わからなくなってしまいがちだから。
私は娘の志望大学を選ぶ段階からExcelで一覧表を作って管理するようにしていて、娘は娘で学校でいつも使っているGoogleの表計算機能でシートを作っていたようです。
そしてもう一つ、この出願作業は親の出番でもありました。
奨学金を必要としている志願者にとっては、ここに本人にはできない、親の一大作業が待ってるんです。
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