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利用者様の未来を見据えて今に寄り添うということ ~その2~

前回は利用者様の視点を変えることに関して
書きました

視点を変えることによって
モチベーションを向上させたり
生きがいを見出だすことも可能です!

そして、
安心感を与えられるような
言葉を伝えること

この2つのポイントを意識することによって
日々のリハビリや介助がスムーズに行えていると
感じています

今回は
『今に寄り添うこと』
について考えてみようと思います!

今に寄り添うとは
読んで字のごとく
利用者様の今の感情に共感を示すことです

利用者様の年代になると
喪失体験が増え
老いては子に従えという言葉があるように
なかなか自分の意見が伝わらない状況にあります

そんな状況にいるにも関わらず
介護施設でも
「それは違う」「もっとこうするべき」などと
言ってしまっては
本当に自分の居場所がなくなってしまう感覚に
陥ってしまいかねません

そうならないためにも
介護施設では利用者様の今の感情にしっかりと
共感することが大切です!
たとえ後ろ向きな状況であってもです!

視点を変えることと
今の感情に共感することは
近いようですが違います

今に寄り添うという安心感がベースにあって
状況に合わせて視点を変え
さらに一緒に向き合うという安心感を与えられる
という順番が大切だと思っています!

この否定をしないで共感するということは
スタッフ間の人間関係を構築する上でも
とても大切だと思います

1つの事実に対して
否定や批評や批判をするのはとても簡単です
しかし
そこからは何も生まれません
(憎しみや反発などは生まれるかもしれませんが…)

それよりも、
なぜそれを選択したのか、
なぜそう思ったのかなど
相手の考えを推測していくことで
より深く考えを巡らすことができ
深みがでると思います

このようなポイントを押さえつつ
日頃のコミュニケーションを取ることで
信頼関係を築くことができ、
アセスメントや介助がスムーズに行えるように
なっていけます!

ぜひ、
明日からの参考になったら嬉しいです(^^)

では、今日はこの辺で♪

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