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ガストロノミー ジョエル・ロブション_Joël Robuchon

みなさんご機嫌よう、もーやんです。
先日30歳となりまして、記念に恵比寿ガーデンプレイスにあるガストロノミー ジョエル・ロブションのディナーに行ってきたのでレポートです☆

友人と記念女子会を計画するにあたり、旅行の代わりに都内で贅沢するという方針が決まり、椿山荘や星野リゾート、由縁、マンダリン、帝国ホテル…と数々の案を押しのけ、雅叙園のスイートに宿泊してディナーはロブションというバブリープロジェクトが発案されたのです。女子って怖い。

決行を聞いた旦那さまは、お口ポカーン( ゚Д゚)でした。笑

結果。
お財布は痛いですが、一片の悔いなし!

○Joël Robuchon

ミシュラン三つ星のフレンチレストランです。フレンチの巨匠の名を冠するので、名前だけはご存じの方も多いはず。
都内ではパン屋さんやレストラン事業を数々手掛けていますが、恵比寿ガーデンプレイスの荘厳なお屋敷の2階にあるガストロノミーは、その最高峰。

15年連続で三つ星に輝く名門の名は、聞いたことだけありました。滅多にない機会なので、思い切って飛び込んでみることに。何事も経験よね。

スゴイのが、その料金体系。

すべてコースのみ。
◆スペシャリテ  ・・・70,000円
◆デギュスタシオン・・・48,000円
◆プリフィックス ・・・33,000円 ※主菜2皿
◆プリフィックス ・・・28,000円 ※主菜1皿
→10%の消費税と、13%のサービスチャージが追加されます。

今回、我々は主菜1皿のプリフィックスコース(28,000円)にしましたが、お会計は4人で17万円くらいでした。

\(^o^)/

ボトルワインは2万円~。グラスワイン1杯5,000円~だし、お水も高いし、なんなら烏龍茶も1,000円であれ?安い?と錯覚するような所なのです。うふふ。

私以外のメンバーはあまりお酒を飲まないので、これでもかなりお得に済んだと思います。。。うわーお。

○ドレスコード

ほんと、何を着ていくか悩みました~。
結果、無地のシフォンロングワンピ+真珠のアクセサリーでドレスアップ。友人たちも上品+お洒落+高級感をキーワードにまとめていました。

クラッチなどのハンドバッグ&パンプスを合わせれば、ドレスでなくても決まります。むしろ席に着いた状態で見えるのは上半身なので、ヘアアレンジをしっかりする・顔回りをアクセサリーで華やかにするとフォーマルに見えるのでおススメ。

スーツの男性陣はダークトーンなので、綺麗で明るい色だと映えます。
シフォンorレースor厚みのある生地で考えると外れないです。

そして、一番たいせつなことは、、、
お腹周りに余裕がある服!!!

満腹×10乗くらいまで食べます。
ピッチリした服だと、苦しい&目立ってしまいますわよ(*ノωノ)

○Gastronomie

フランス語で「美食」を意味するガストロノミー。
一番下のコースとはいえ、キャビアのスペシャリテや有名なマッシュポテトなど、抑えるべき品はきちんと堪能できます。

サービスも一流で、受付のお姉様方はCAさんのようだし、いまどきレストランでコートを脱がせて着せてくれるフォーマルさも素敵。

内装もゴージャスで、まさに豪華絢爛。金ピカの壁とガラスで覆われた美術館みたいな室内と、黒の絨毯。キラキラのカトラリーと輝く装飾。足を踏み入れた瞬間は、思わず息をのみます。

それでも不思議と、コースが進むうちにアットホームな雰囲気すら感じるくらい居心地が良くなりました。
サービススタッフの皆様がフランクで、懐具合を察してくれる感じも、「写真いっぱい撮ってくださいね」とか声掛けも優しいからでしょうか。親しみやすさとカッチリのバランスが絶妙。

○Prefix Course

一口食べると、海老!!!

有名なスペシャリテ。
キャビアの下はほぐした蟹の身。その下はしっかり味のコンソメジュレ。
カリフラワーのクリームとパセリマヨソースで点々を描いて。
想像よりパンチのある味ですよ。

お店で販売されている高級パンが、選び放題なのです!
左上の白いロウソクみたいな塊は、なんとバター。

温め直して提供されます。
大きなホールバターを美しく削る様子もテンション上がります。

冷たい前菜はスパイシーな茄子と秋野菜の一品。ベジタリアンメニューなのに、そうと思わせないガツンとしたお味。イチョウの葉を模した野菜も可愛いく、和洋折衷感があります。

温かい前菜はポタージュをセレクト。

そしてメインのラムは、人生イチの美味しさ。
柔らかくジューシーでかぶりつきたい!
パプリカの春巻きもスパイシーで美味しいし、盛り付けが素敵。

選んだものによって提供されるフィンガーボウルに、テンションMAX。
「飲まないでね?」とみんなワイワイ大盛り上がり。

乾杯の泡の後はみんなでボトルを分け、私だけグラス2杯追加。
グラスで5杯以上は飲んでるので、思えばけっこうな量です。

そういえば、ワイングラスのステムがすっごく細くて、どうかするとパキッと折ってしまいそうでした。

そして、私を狂わせたチーズ達。笑
全部食べた( ̄▽ ̄)ので分かりましたが、ウォッシュやシェーブルも食べやすいもの、割とメジャーなものが揃ってました。日本人向けですね。

やんわり止めてくださる親切なギャルソンを差し置いて、全部オーダー。
見事に撃沈しましたが、ロブションのチーズ制覇は心に決めていたのです!
ディップするパンの他に、ナッツやレーズンなどのドライフルーツも選びます。

でも、塩っ気の強いチーズは満足感も抜群。完食するも口が乾くー!
この頃からみんな遠慮してお水も頼まなくなったので、余計に塩辛さが効きます。クーッ。笑

はちきれそうなお腹の中では、ワインとチーズが踊っていました。

満を持してデザート。アツアツで提供されたデザートのスフレ。
中のソースもグツグツで、キッチンとホールの見事な連携を表してます。

ただ、この頃にはお腹いっぱいで半分残すという痛恨の極み。。。
メートルかギャルソンに「チーズが効きましたか」と苦笑されました。
せっかくのご馳走を残してごめんなさい olz

友人のデザート。美しいです

正式なデザートの後には、デザートワゴンが来ます。
みんなお腹いっぱいと嘆きながらも、次々とセレクト。

私だってほんとはミルフィーユとかサバランとか食べたかったのに!
。。。もう、、、ダメ。。。

せめてもの意地で、イチジクのソルベだけお願い。
もう、もう、お腹いっぱいだけど美味しいー!もっと食べたかった!
友人たちは私の無様な勇姿に爆笑しておりました。みんなよく食べるわね。

さらに来るのは、満身創痍のお客様にトドメをさすためのミニャルディーズワゴン。瓶のキャラメルも綿菓子?マシュマロ?も含めて、ぜーんぶ選び放題です。可愛い!でも本当に限界!笑

左が友人のセレクト。右がわたくし。
自分でも信じられないくらいお腹いっぱいで、チョコ2つが全然食べれません。

紅茶でのどを潤しながら小鳥のようについばむ様子を、みんなヒーヒー笑っています。ここまで来ると、みんなよく食べるなあとひたすら感心しておりました(゚∀゚)

○エンターテインメント

ロブションはフレンチらしく、すべてのお味が濃くハッキリしておりました。普段は薄味が好きなので、アミューズの1口目から目が覚めるよう。

それでもフォークが止まらないのは、食欲をそそるスパイスや素材の美味しさだけではなく、その提供の仕方にもあります。

全員にお皿が行き渡ると、数人のギャルソンがせーのでガラスの器を取ります。フワッと漂う香り。煙の奥から自分のお料理が見えてくると、うわぁー素敵、早く食べたい!と思うのです。

そして、サービススタッフがホール全体を常に見渡しています。その日も、8組くらいのお客様に対して、ギャルソンなどサービススタッフが少なくとも8人以上。わたし達のテーブルを担当された方だけでも5人は居ます。

満席だとしても13テーブルくらいだったので、行き届いたサービスを受けられることは間違いないです。質問には絶対答えてくれるし、旬の知識、提供の技術、タイミングも素晴らしく。

みなさん誇りを持って、サービスに全力を注いでいる気概を感じました。
最後にお土産を渡してくださって、お見送りの瞬間までキッチリ。

レストランの味としては、好みが分かれると思います。
でも、サービスと環境、料理の総合で判断すれば絶対におすすめ。
行くと元気になるし、心とお腹が栄養満点になる感じなのです。

今度は旦那さまと行きたいですね~。もうチーズは制覇したので、落ち着いて食べれるでしょう。笑

渋る彼をさっそく口説いているので、いつか叶いそうです( *´艸`)
うふふ楽しみ♪






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