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胸腰椎の評価④

前回までに胸腰椎の屈曲、側屈の観察・評価ポイントについて整理しました。ただ観察するだけではなく、それぞれの椎間関節の可動性を知った上で観察すると評価の精度が変わってきます。
前回の内容はこちらから
臨床1年目の教科書
今回はやはりカップリングモーションを加味するために評価したい回旋について整理していきましょう。


1 どう稼働しているのか?

前回の復習になりますが、椎間関節は胸椎に向かうに連れて垂直方向に傾く構造となっており、腰椎の関節面は、ほぼ垂直になっており、上関節面はやや内側方、下関節面はやや外側方に傾いています。
そのため、屈曲ー伸展運動、側屈運動はほぼ均等に起こり、回旋運動は上位胸椎で大きく、下部では小さくなります。

上記を加味すると、体幹の回旋を観察する際には、上部胸椎がしっかり回旋しているか?を確認することがポイントとなります。

2 特徴

上部胸椎と下部胸椎の境は第9胸椎となります。
第9胸椎の上関節突起関節面は、約30°前傾し、約20°前外側へ傾斜しています。胸椎の椎間関節は第9胸椎から下部になるほど前傾が減少し、垂直に近づきます。そして第12胸椎下関節突起関節面は胸椎型でなく、腰椎型となります。

3 実際の評価方法

上記でも確認した通り、回旋は第9胸椎より上部がしっかりと回旋しているか?を確認することがポイントとなります。
その方法として
①両手を組んでもらう
②回旋してもらう
③回旋をしていない部位を確認する

4 まとめ

解剖学上の特徴を把握しておくと、動きを観察する際の基準となる動きが理解できます。その基準があるからこそ、観察が可能となります。
ぜひ、一度ご自身でも解剖を確認してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。最後まで読んでいただきありとうございました。

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