「先生辞めたい」 → 「先生幸せ」に変わったたった一つの考え方

さくさく「あーーーーあと授業時間10分しかない〜〜〜」
子ども 「10分 も あるやで!」
なんじゃそのプラス思考はーーーーー!!!!!

こんにちは。サクサクです。

では今日もいきましょう。

毎日やめたかった3年間

小学校教師になり3年間は、毎日が本当にしんどくてしんどくて、学級経営はうまくいかず、毎年学級崩壊、、、1年目に関しては、開始1週間で崩壊するありさまでした。「おはよう」と声をかけ返ってくる言葉は「キモい」か「死ね」でした。言葉がけを変えてもその子に向き合っても負の連鎖、、うまくいくことは本当になく、毎日、通勤時に交通事故で入院しないかと本気で思ってました。周りの先生は、「あなたのせいじゃない。子どもや親が悪い。3歳児だと思いなさい。」など、アドバイスをくれ、なんとか自分の心を落ち着かせていました。僕のせいじゃない。僕のせいじゃないと。ただ、周りにはとてもうまく学級経営をしている先生もいました。疲弊しきった僕はそんな先生たちから積極的に学びにいくこともなく、ただただ日々をやり過ごしていました。

4年目になったある時、一つの言葉に出会いました。

個人のせいにするな。環境のせいにしろ。

この言葉を聞いた時、僕は今まで、子どもができないことをその子どものせいにし、毎日のようにひどく怒っていたことを思い出しました。怒鳴る時もあれば机を叩くこともあり、ストレスを子どもたちにぶつけていました。

宿題をしてこない子、忘れ物を沢山する子、学習に参加しない子、授業中話す子、教室から出る子など沢山の課題を抱える子に怒ってばかりでした。寄り添って一緒に考えても、冷静に話しても変わらない、いつしか怒鳴ることが日常になっていました。怒鳴れば一瞬は静かになるからです。こんなことしたくないといつも思いながらそこに頼るしかなかったのです。

でも、この考え方を知ってから、問題が起こった時は一切怒らず、すべてを環境やシステムのせいにしました。そして問題解決を子どもたちと相談して一緒に考えるようになりました。すると不思議なことに私自身にストレスがなくなり、子ども達は問題を誰かのせいにすることが極端に減りました。もちろん私がミスしても私が責めないので誰も私を咎めません笑 #人間は鏡

例えば、授業中に話す子がいますよね。絶対に怒らないことにしました。怒ってしまうと、怒られないようにこそこそ話したりしだします。私もイライラします。話したくなくなる仕組みを一緒に考えると、子ども達はとても協力してくれました。子ども達は本当に賢いです。今では、席替えは子ども達がすべて考えます。私は一切考えません。ちなみにはじめの3年間はすべて僕が考えていました。 

とても幸せな先生としての日々

とは言ってもイライラする時もあります。でも怒らないと決め、子ども達にも「怒らない」と宣言したので、どうすれば改善するかを考えるしかありません。でも、わからないのでいつも「わからないーーー」と言って子ども達が素敵なアイデアで環境を変えてくれています笑

もし学級経営で悩んでおられる先生がおられましたら是非すべてを環境のせいにし、子ども達に解決策を聞いてみてください!

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