【厳しい現実?】ガル・ガドットがワンダーウーマンを続けると、DCの未来は衰退するかもしれない
私はガル・ガドットの継続起用は長期的に考えてマイナスが多いと思うので、それを解説していきます。
▼ガルWW3制作再開のお知らせ:
DCの公式発表に先立って、ガドットが口を滑らせました。好意的な声もありますが、冷静に考えてMCUのトム・ホランド級のやらかしだと私は思います。(笑)
実はこのインタビューだけでは本当にガル・ガドット主演で制作すると見なせるのかは疑問が残るので、それは別のnoteに詳しく書きました。ただし本稿ではガル・ガドットが今後もワンダーウーマン役を続けるという前提でマイナスポイントを解説していきます。
以下では反対理由を大きく3点論じます。
▼反対理由1)ガドットだけ残すのは筋違い:
一つ目は海外勢が多く指摘している点です。
そうですよねー。
これを聞いてもサフラン&ガンは何も感じないのでしょうか。
今更すぎるし、中途半端なんですよ。『ウィッチャー』を蹴ってまで復帰の意欲を見せたカヴィルを切って大炎上して、さらにカヴィルにそっくりな俳優を選んで再度大炎上して、弱気にでもなったのでしょうか。もしこのままガドットで続投したなら、サフラン&ガンは人気者のガドットを盾にして批判の声を避けようとしているだけにしか見えません。なんて卑怯な奴らでしょうか。心から軽蔑します。
ガドットもこの仕事(WW)を受けてしまうと、結果的にガドット自身の株を下げてしまうのではないかと余計な心配までしてしまいます。カヴィル&アフレックの2人は他の仕事があるから離れたけど、ガドットだけは糞DCUにしがみつかないと仕事が無いという意地悪な解釈もできるので。
そうでなくとも『WW84』というやたら女に都合の良いところばかり切り取って歪んだフェミニズムで大顰蹙を買った映画をプロデュースしていたのに、あまり糞ムーブを続けていると、せっかくパティ・ジェンキンス監督に集中したから問われなかった責任がガドットに回ってくるリスクさえありますよ。
こちらはあの悪名高きジョスティスリーグのオープニングシーンを模したアートですねえ。泥だらけのマント。パンチが効いています。私はこちらのnoteでも解説しましたが、あのホームレスの爺さんは世間でよく見るようにウェドンではなくてザックを表しているクソ描写だったと解釈しています。こちらの方がよほど自然なのに全然浸透しないのが不思議です。
海外ファンにはいまだにザックが始めたDCEUを取り戻したいと考えている人が多くいますが、彼らから見てカヴィルとアフレックとレイ・フィッシャーを捨てて、モモアとガドットだけ残すのは納得できないでしょう。
▼反対理由2)ガドットの年齢問題:
あまりこういうことを書きたくないですが、AIではなくて生身の人間が演じる以上、年齢の問題を避けては通れません。
ガル・ガドットはワイルドスピード5の時は25歳、BVSの時は30歳、そして今年は38歳です。
どう思われますか?
レッドカーペット(ピンク)でウォーキングとポージングを決めるだけなら今でも超人的な美しさですが、激しい運動をするなら話は別です。
40手前って、殆どのスポーツ選手が引退してる年齢ですよ。
霊長類最強の女性と謳われた吉田沙保里でさえ36歳で引退してます。
真面目な話、 アクション俳優というのはアスリートに近い職種なのでタイムリミットはよく考えた方が良いです。誰もがトム・クルーズのように不老不死ではありません。
ジェームズ・ガンが構想するDCUの第1作『スーパーマン:レガシー』が公開予定の2025年にガル・ガドットは40歳になります。そこから撮影開始とか、続編制作していったら、どうなるか想像できますか?
これからDCUを長く発展させたいならば、ワンダーウーマンは元気ハツラツな若手女優に譲って、ガドット自身はヒーロー映画以外で母親役やファムファタールに活躍の場を求めるのが良いかと思います。
別に「オバサンがワンダーウーマンやるな」とは言わないですけども。ただ私が主張しているのは、DCUは今こそリブートで世代交代させる千載一遇のチャンスなのに、なぜやらないのか?という話です。
まじで頭悪いんですか?
今がルーキーを発掘する最大の好機です。
なお、もし万が一にもザック・スナイダーのジャスティス・リーグ2が数年以内に実現することになれば、その時はガル・ガドットが復帰して演じるべきだと私は思います。それは世界観が繋がっていますし、そもそもリークされたストーリーボードから物語の舞台が数年後だと判明しています。少しくらい年齢を重ねたメンバーが出てきても問題ありません。むしろ適切だと言えます。どうせR指定なのだし、アンバー・ハードも遠慮せずに沢山出番を作りましょう。
私が言ってるのは、DCUって何なの?…という話です。
▼反対理由3)映画産業へのマイナス効果:
宝くじには、当たる人と、はずれる人がいます。
ガドットがワンダーウーマンを継続してラッキーガールで居続けるということは、その椅子に座れない若手女優が一人生まれることを意味します。年齢も体力も適齢期だった名もない女優がチャンスを逃すかもしれないのです。
よく「ワンダーウーマンはガル・ガドットしか考えらない!」という無邪気な発言を見かけますが、笑止千万です。
この写真を見てください。これは2008年に当時23歳だったガドットがワイルドスピード4に出演した時です。(映画初出演)
美人ですが、腕も足も細くてワンダーウーマンのような力強さはありません。ヘアメイクも洗練されていません。総合して、ワンダーウーマンに《絶対的に的確な女優》だとは言いにくいです。まだ「ダイヤの原石」って感じですね。
言い方が悪いかもですが、この程度の若手女優(ダイヤの原石)は世界にそこそこ沢山いるでしょう。
BVSの数年前から、ワイルドスピード4やナイト&デイで見た時からガル・ガドットこそワンダーウーマンに相応しいと思っていた者のみ「WWはガル・ガドットしか考えられない」と発言するのを許します。
しかしそうじゃなかった人達に告ぐ。てめえらが知らねえだけで世界を探せば適任者なんていくらでも居るんだよ。黙ってろ!
特に、サフラン&ガンは真面目に仕事しろ。(怒)
お前らの仕事はそういうダイヤの原石を見つけてきて、磨いて大スターに育て上げることだろうが!
この件については《いつまでもDCEUの幻影を追い続ける脳死プレイな自称DC映画ファン》と、《自分達で新たな才能を発掘しない無能なサフラン&ガン》の、どちらにも責任があります。
若手女優がワンダーウーマン役でスターになれるチャンスを奪うな。
お前ら全員、DC映画の未来の可能性を食い潰してるんだよ。
この重大さは他ならぬガドット自身が一番よく理解している筈です。上記で示した通り、ガドットはワンダーウーマンを演じる数年前まではあまり有名ではない「綺麗でセクシーな若い女」というありふれた若手女優でした。
ザックに見染められなければ《ワイルドスピードシリーズに出演したことがある普通の女優で止まっていた可能性》だって、大いにあります。少なくともワンダーウーマン抜擢は、世界中で顔を覚えてもらう絶大な宣伝効果がありました。
ガドットがワンダーウーマン3の情報を漏らしたのと同じインタビューでの発言から引用します。
現在のガドットは先駆者の成功事例として、若手にヒーロー映画でスター街道を切り拓くのを手助けする立場になるべきだと私は思うのですけどね〜。
綺麗だった若手時代だけ起用されて、次第に消えていく女優って本当に多いですから。そんな彼女達をサポートしたいってガドットなら考えるんじゃないかな〜。
それとも、これって私の理想の押し付けかしら?
▼まとめ:
この話題については、ガル・ガドットがワンダーウーマンに復帰するというだけで無条件に喜ぶファンにも問題があります。喜ぶ人がいるからサフラン&ガンが勘違いして調子に乗るんです。
ちゃんと目を開けて映画を見ましょう。
スナイダーが戻らないならガドットもお断りだくらいの強メンタルで臨まないと、またWW84のようなクソが作られるだけです。
すでにスターに上り詰めたガル・ガドットの貴重なキャリアと時間を、ゴミみたいな映画制作で無駄にしてはいけません。
彼女はもうDCの力に頼らずとも大規模作品に出演して活躍できる影響力と、次のステージに向けてチャレンジする余力を持っています。それを無駄にすることは映画界の発展のためにも、社会公共性に鑑みても、悪い行為です。
ザックがDCEUを始めたのはもう10年前です。残念ですが監督もキャストも10年間で人生の次のステージに進んでいるので、DCEUも全員で卒業するべきだと私は考えています。これは私がスナイダーバースは大好きだけど、いわゆるスナイダーカルトの過激派とは意見が異なる部分ですね。
そして私の願望に関係なく、ファンダムが平和なDCU実現のためにはザックが集めたメンバーを一度完全に排除するのは必須です。DCUにガドットの続投はありえない選択肢だと思います。
百歩譲って、一部の俳優が違うキャラとして準レギュラーのような立ち位置で出てくるのは有りかなとは思います。あくまでちょっとしたお楽しみ要素とかジョークとかイースターエッグとして映画を彩る感じですね。
もしガル・ガドットがDCUの新ワンダーウーマン(リブート)でヒッポリタを演じてたら拍手喝采しますよ。(笑)
▼付録)私が考える新WW候補:
対案なき否定はダサすぎるので、書いておきますね。
●リリー・アスペル
一つ面白いアイデアとしては、ワンダーウーマンの子供時代を演じたリリー・アスペルがいい感じに成長してくれたら適役になると思ってたんですけどねー。
まだ15歳なので分かりませんが、インスタグラムや今年公開される新作映画の予告を見る限りでは、ワンダーウーマンを演じるには身長が低そうです。アスペルは乗馬競技の選出としても活動してるので、そちらではあまり体は大きくないほうが有利なので複雑な心境です。(苦笑)
ちなみに主演はリーアム・ニーソンで、兄妹役で共演のジャック・チャンピオンはアバター2でスパイダーを演じた子です。
●オリヴィア・ロドリゴ
女優でなくてシンガーソングライターとしての活動がメインですが、2003年カリフォルニア生まれのオリヴィア・ロドリゴは良さそうだと思いますけどね。まだ20歳なので鍛えればいくらでもボディメイクできますし、身長が165cmあるので良いと思います。(*ガドットは178あるんですけどね…)
●ロニー・ホーク
高身長にこだわるなら170cmあるロニー・ホークは及第点であり、有力候補になるでしょう。彼女は1999年生まれの24歳です。ジェナ・オルテガ主演のディズニーアニメ『ハーレーはド真ん中』でレイチェルを演じていたと言えば分かる人が多いかもしれません。4年前で更新は止まっていますがYouTubeチャンネルがありましたのでどんな雰囲気の人なのか見られますよ。
●フィジカルから選ぶなら
まあ総じて言えることは、175cm以上あるモデル/俳優志望の若い女優を見つけてきて、そこから鍛えるのが周り道に見えて一番の近道だと思います。実際にガドットもそうだったと思うので。
▼付録)ネット民の反応:
最後に、おまけとして、ガドット続投へのTwitterの反応をまとめておきます。
簡単に言うと、賛否両論です。
ただ声の大きさでは否定派が優ると思います。
(*数の多さは把握できません)
傾向としては、DC映画の熱心なファンほど否定的で、MARVELも含めてヒーロー映画全体を楽しんでいるライト層の人達は好意的に受け止めている印象です。
海外のインプレッション数が多かったツイート(これ自体はとても中立的な記述)と、そのリプライをいくつか見てみます。
以下、リプライ。
もちろん中にはDCファンを公言しながら、ストライクゾーンが広い人達も居ます。
個人の見解については個人の自由なので、私は否定も肯定もしません。
それこそDCに人生を捧げる覚悟なら、ある程度は自分の意見と反してもワーナー/DCフィルムズ社の決定を受け入れて進むことが必要になるでしょうし、こういう考え方があっても良いでしょう。
ただし意見の相違はあります。
私はこの方を尊重するからこそ、自分の主張も簡単に曲げることはできませんね。
了。
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ「読んだよ」の一言がわりにでもスキを押していってくださると嬉しいです!