実は米や野菜は「古い種」でなければ、砂糖を食べているに等しい

がん患者の中には、玄米菜食の食事が体にいいことを知り、これまでの食事を見直し、肉食を止めて玄米菜食に切り替える人が多く見られる。

確かに、玄米菜食系の食事には大きな利点がある。

特に、古来種の玄米は昔の果物と同じで品種改良されていないので、糖度が低く木の実に近いくらい。
 
そのため、米や野菜を買う場合、古来種(固定種・在来種)を選べばいい。

言い換えると、操作をされていない種で種とりができる種ということ。

もちろん、無肥料、無農薬で育成されたものがベターであることは言うまでもない。

自然を守ろうとする農家の多くは在来種の種取できる野菜を育てている

こうした米や野菜は、スーパーはもとより一般の小売店ではなかなか手に入れることはできないが、インターネットなどで調べると見つかる。

でも昔はこれが当たり前だった。
 
米についていえば、個人的には自然農法で育てているササニシキの玄米や、それより前の玄米を食べることを勧めている。

コシヒカリの最初の種はササニシキと変わらないが、
その後の種は放射線を当てて改悪している種が多い

遺伝子が傷つき、糖度が不自然に増やされた形になっている。
それを白米にしてしまうとほとんど砂糖と同じようなもの。

昔の米は、もう少しさっぱりとしていて、
糖度は低く栄養素は含有量が高いという特徴を持っている。

米も重要なミネラル摂取源であることを忘れてはいけない。

コシヒカリを食べ続けるにしても
失われているミネラル源を何から摂取しているのか
という意識がなければ、程度の差はあれど、不調に悩むことになる。

みなさんの症状改善や体質改善に少しでも役立ち、食生活改善に生かせれば幸いです。