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些細なこと

僕には好きな人がいます。
だがたまにしか会えないので、
電話で話せたとか、挨拶したとか、
笑顔を見れたとか、
ほんの些細なことがとても嬉しいのです。
客観的に見れば、そんな些細なことで
バカじゃないの?と言われそうですが、
恋というものは主観なのでいいのです。

一人でいるときは、しばらくその人のことが
頭から離れなくて、ずっと気になって
ずっと考えています。
気持ち悪いでしょうか?
だからそんな姿は誰にも見せません。

昔、司馬遼太郎と中村雄二郎が、
考える楽しみを主張していました。
考える楽しみとは、
ネガティブな考えでなく、
恋のようなものでしょう。
哲学は、知を愛することですから。
本を読む人や考える人は、
お喋りにならないと耐えられないでしょう。
読書や思考は孤独な営みだが、
話し相手がいないで、
自分の世界にこもることを意味する訳ではなく、
他者に開かれていないと耐えられないでしょう。

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