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2017年上期劇場映画 ひと言フリカエリ

2017年の半分が終了。昨年よりも作品を厳選するつもりだったけど、なんだかんだで33作品。
2017年の幕開けは「MERU」でワキ汗びっしょりになりました。「沈黙」はハードル上げ過ぎた(反省)。「パリ、恋人たちの影」は、あえなく爆睡。「NEON DEMON」の没入感で疲労困憊。観る予定の作品を間違えてしまった不意打ちの「NERVE」。丁寧な心理描写に引き込まれた「エリゼのために」。移民問題を「海は燃えている」で考える。イタ公の勝手気儘な「家族の肖像」を観た後日、「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」でザジさんにバッタリ!「スライドショー」で大爆笑!「LA LA LAND」はオープニング以外はドッチラケ。「たかが世界の終わり」のグザヴィエの闇と「ボヤージュ・オブ・タイム」のテレンス・マリックの職人芸には正直飽きてきた。「バンコクナイツ」のダメな日本人の面々が微笑ましく。終始痛々しくささくれ立った「サラエヴォの銃声」。久々にしゃくった「ムーンライト」。「ジャッキー」は、何だかよーわからん!名作「ミツバチのささやき」をスクリーンで観れたことに感謝。「T2(トレインスポッティング)」を観ると、やっぱり走りたくなる。「人生タクシー」で、今までに観たことない映画に出会えたことを幸せに思った。「午後8時の訪問者」は自分なら居留守。変態と普通のそれぞれの変態っぷりが笑える「はじまりへの旅」。じわーっと余韻が残る「台北ストーリー」。病んだアメリカ人ほど手に負えない「ノー・エスケープ」。言わんとすることはわかるけど、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は単に作品の周辺が騒がしかっただけじゃないの?「メッセージ」の面白さは予告からでは全然伝わらないのが残念。Netflix「Narcos」を予習すれば「潜入者」は10倍楽しめる。某駅ビルに樹齢500年のオリーブの木があることを思い出しビミョーな気分になった「オリーブの樹は呼んでいる」。人生初の河瀬監督作品「光」は、かなりグッときた。バチカンもヒーローを求めている「ローマ法王になる日まで」。アンジェイ・ワイダの遺作「残像」で反骨精神をしかと心に刻む。”いつでも夢を”は橋幸夫&吉永小百合だけど、”いつでもユーモアを”は「ありがとう、トニエルドマン」。新作「サラリーマン」でアスガー監督にあらためて敬服。