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フィンランド体験記①親が楽に生きられる社会

フィンランドは世界幸福度ランキング1位の国。
福祉・教育の面で高い評価を受けている国です。
実際にフィンランドを訪問し、その秘密に迫ってみました。

フィンランドの家庭は、赤ちゃんが生まれると政府から「赤ちゃんパッケージ」としてダンボール箱が届きます。
その箱の中には、冬服や着替え、冬の赤ちゃんダウンなど、新生児に必要なアイテムが一式揃っており、さらにその箱自体がベッドとして使用できるという驚きの内容。さらに爪切りやマグマグ、お風呂の温度計などの小物も全部入っています。

教育についても、高校卒業までの教育費は無償。教科書だけでなくノートや文房具も学校で用意されます。給食費ももちろん無料です。(まあ、給食のメニュー内容は日本の凝った料理には及びませんが)

日本では親が約60%の教育費を負担するのに対して、フィンランドではその90%が税金でまかなわれています。外国人でも義務教育では平等に扱われます。小さい子供がいたら移住しても良いかもしれません!

小さい子供を起こしたらパジャマのまま、保育園に連れていくだけ。着替え、朝ご飯は保育園で面倒見てもらえます。ママが働きやすい仕組みになっているのです。

また、「小さい子供は静かにできないもの」という前提で社会が作られています。見学した図書館では、広大な子供スペースを設けられ、さらに、子供の声が他のエリアに反響しにくい建築の作りになっていました。
鉄道では、子供車両があり、そこでは親子がリラックスして過ごせるようになっています。

それに比べて、日本の親は本当に大変ですね。
お金もたくさん使って、子供のための日々の準備・世話・周囲への気遣い、合わせて自分のことと・・・精神と睡眠時間を削って、頑張りすぎだと思います。

「苦労が当然」なんて思わず、「苦しい」って言っていいんです。その一声が、ウェルビーイングな感覚への到達の第一歩だと考えます。

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