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雑魚とナッツの炒め物、スリランカ風鮟鱇カレー、タイ風焼きプリンの日。

朝食後、先日ソウルから買って帰った雑魚で作り置きのおかずを作る。フライパンに雑魚を山盛り入れて空炒りし、包丁で適当に砕いたアーモンド、カシューナッツ、マカダミアナッツ、胡桃、醤油、オリゴ糖、味醂、おろしニンニクを加えて水気が飛ぶまで炒めたら出来上がり。日本の佃煮は私にはちょっと濃すぎるので、韓国の炒め物が丁度良い感じ。この一週間毎日餅米入りのご飯やお餅を食べていたからか、体重計に乗ったら1kg増えていた。餅米の威力は凄まじい。でも逆に考えれば大昔からその強力な補気作用を知っていたアジア中の人たちが、餅米を使ってあらゆる種類のお餅を作り、文化として大切に伝承して来たのだろうと思う。

昼はカレーが食べたくなって、西五反田にあるスリランカ料理店「ARALIYA LANKA」へ。チキンのランプライスにしようか季節限定の鮟鱇のカレーにしようか迷って、魚の方に軍配が上がる。しばらくしてサランラップに包まれた熱々のランプライスが登場。ライスの上に数種類のスパイス料理と茹で卵が乗ったものが、大きなバナナの葉で包まれている。南インド料理と似ているけどまた一味違うスリランカ料理を出すお店は、日本でもとても増えている。昔ニューヨークで旅行中に初めてスリランカ料理店でカレーを食べた時、スパイスと鰹の風味の組み合わせが新鮮かつ馴染み深くてそれから一気に好きになってしまった。先日歌舞伎町で火鍋を食べた時、仲の良い友達がこの数年歯列矯正していてカレーが食べられないんだと言っていて驚いた。矯正器具のゴムがターメリックで染色されてしまうからという理由らしいけど、カレー天国日本に居るのにもう2年以上カレーを食べていないなんて。自分だったらどうするだろう。歯列矯正による美しい口元を取るか、カレーのある日常をとるか。悩ましい。

カレーの後は大体コーヒーと甘いものが欲しくなるので、店を出て五反田駅まで歩き山手線で新大久保駅まで移動。タイデザートの専門店「ルンルアン」で、揚げた玉ねぎが乗った焼きプリンと、病みつきになる揚げバナナ、そして定番の南瓜のプリンを買い、「珈琲豆林」でブレンドコーヒーを飲んでからインド食材店「Ambika」に寄って生のカレーリーフを買って帰宅。買ってきたタイのデザートをちょいちょいつまみながら夕食の準備。今夜は自家製の酸白菜をたっぷり使った鴨鍋で簡単に済ませることにする。昼間スパイスをたっぷり取ったので、夜は涼性食材の白菜と鴨で体を冷やさずクールダウンするという名目だ。夕食後、近々数年ぶりに台北に行くことになっているので韓国モードの頭から台湾モードに切り替え、どこのお店を周るかgoogle mapを見ながら作戦を練る。今回は三泊四日と短い旅なので、いつも行く馴染みの店を中心に食べ歩く予定だ。

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