脳

ポジティブシンキング対ネガティヴシンキング、勝者はネガポジシンキング!?

世の中、色んな人がいて色んな考え方があります。

大きく分けて、ポジティブな人ネガティブな人に分けられますよね。

ネガティブシンキング(マイナス思考)が良くないことは、わかると思います。幸せを感じられる考え方とは言いにくいからです。
ネガティヴな人は、幸せになれなくて悩むよりも、そこから抜け出せないことに悩むことが多いのではないでしょうか?そして、何かを諦めて生きているとも見えます。

逆に、ポジティブシンキング(プラス思考)は、良いものとして認識されてますよね。ポジティブで有名な人と言えば、松岡修造さんやノンスタ井上はカレンダーや本を出版するほど、ポジティブで有名です。今年、24時間テレビでトライアスロンを走ったみやぞんも、「プラッチコウ」という言葉を合言葉にゴールした、ポジティブ強人ですよね。

一見、ポジティブな方がいいと思われがちですが、私はそうは思いません。

演題として、ポジティブ対ネガティヴと題しましたが、どちらがいいかと言えば、断然ポジティブではあります。ただ、本当の意味ではどっちもどっちです。勝者は「ネガポジシンキング」としましたが、そこんところ、解説していくぜ。

プラス思考は、実は危険性があります。もしかしたら、マイナス思考よりも厄介かもしれません。

プラス思考の危険性は、ネガティブを見ず、ポジティブであればいいと思わせるところです。ただポジティブであればいいというのは、大間違いです。
本当のプラス思考は、数々のネガティヴなことを、ポジティブに変えていけるものなのです。つまり、ネガティブを受け入れた先に、ポジティブがあるのです。
ネガティブを無視するポジティブは、所詮上っ面の偽物です。だから、ポジティブであればいいというのは間違いです。これはかなり危険なものです。

マイナス思考は、もちろんいいものではありません。ろくなことないですよね。マイナス思考も、見るべきものを見ず、勝手な思い込みによる恐怖や妄想によって、不安に駆り立てられます。

実は、ポジティブもネガティブも、本質においては同じものなんです。

だから、どちらか一方だけでは、自分らしくいられることも、幸せになることもできません。そう感じたとしても、それは仮初めです。

ただでさえこんな世の中なのだから、嫌なことが多いし、辛いことばかりですよね。だから、ネガティブになることもありますよ。人間だもの。ネガティブを受け入れないポジティブでは、それはもはや人間ではありません。

凸と凹が合わさるように、陰陽玉のように、ネガティブとポジティブ両方を併せ持つからこそ、ありの〜ままの〜♪姿でいられます。

巷で言う上っ面の「ポジティブシンキング」「プラス思考」という言葉には要注意です。

ネガティヴも大事な役割です。ネガティヴなくして、ポジティブは成り立ちません。

なので、「ネガポジシンキング」こそ、必要な思考であり、ポジティブ対ネガティヴの結末ということにします。


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