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「落語で学ぼう~防災の知恵」

2023 5/5(金)

「落語で学ぼう」というテーマで、5月からライブを開催している。
場所は、練馬駅のココネリの多目的室である。
本日は、第二回目。
テーマは「落語で学ぼう~防災の知恵」
開演は夜からだったのだが、昼に、石川県で震度6の大きな地震があった。
東京も、いつどうなるか分からない。
どこかで災害が起こって、ようやく、防災に意識が行く。
それからでは遅いのだが、石川県のニュースを見て、本日の落語ライブの開催がより、意味のあるものに思えて来た。
ネタは二本。
防災の知識を散りばめた新ネタ「マックィーン先生~天災篇」をネタおろし。マックィーンとは、スティーブ・マックィーンのことである。
映画「大脱走」「パピヨン」「タワーリングインフェルノ」などに出ているので、そこからつけた。
いや、別に名前など何でもよかったのだが、ネタ帳に書く時に題名がいるので、~先生、のような演目名が面白そうかと思い、適当につけた次第だ。
ちなみに、この、~先生、とつければ面白そうに見えるんじゃないかと言ったのは、ギャンブル漫談でお馴染みの、キャプテン渡辺であるが、それは、また別の機会に書こう。
マックィーン先生のあとは「阪神淡路大震災」という新作落語を口演した。このネタはもう何度もやっている。
神戸が地元の俺は、高校生の時、修学旅行に出かけていた。
その日に、神戸で震災が発生したのだ。
生徒たちは、おかげで、命拾いすることが出来たのだが、復旧までの道のりは長かった。
あれから30年近く経つが、この時の教訓がずっと残っている為、俺は、今でも防災グッズを入れたリュックを、近くに置いて寝ている。
本日は、そんな二本の新作落語を口演した。また、近々、再演したい。
終演後、また、石川県で大きな地震が発生した。
防災グッズはセットになっているのも売っているが、まずは、自分の家にあるものを鞄に詰めることから始めてもよい。
それが近くにあることで、普段は気にもしない注意書きの看板のように、意識にすりこまれると思う。
さて、次回の「落語で学ぼう」は、5/12「寄席の知識」をお送りします。
よろしく、観てね!
 
 


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