見出し画像

チャレンジを続けるクリエイターが挑む、未来の医師へ新たな教科書づくり

今回のインタビューでは、人事チームのニシダが、制作部 部長の瀬野さんにお話をうかがいます。

部長であり、プロデューサーであり、ディレクター。あらゆる立場から医療VRの制作に真っ向勝負し、日々チャレンジし続ける瀬野さんは、ジョリーグッドのカルチャーであるチャレンジと成長を体現し続けるメンバーのひとりです。そのアクティブなマインドと、ジョリーグッドのカルチャーを体現するモチベーションはどこにあるのか、仕事に対する想いをお聞きします。そこでは、プロフェッショナルが成長し続ける環境の秘訣を聞くことができました。


瀬野 瑛(せの あき)
  
エグゼクティブ・ディレクター 制作部 部長
東邦大学卒業後、テレビ制作会社に入社。ディレクターとしてバラエティ番組を中心に制作を手掛けた。
2018年ジョリーグッドに入社。ディレクターとして、構成・撮影・編集を担当したのち、プロデューサー業務も学び、現在は両方のポジションを担っている。その後、制作部部長に就任し、マネジメント業務から各種ディレクションまで幅広い業務を担当。


ー瀬野さんは、どのような経緯でジョリーグッドに出会ったのでしょうか?

元々、裏方仕事が好きだったので、一番規模の大きな裏方仕事ということで、テレビ業界を選びました。5、6年ほど働いたところで、このままテレビ業界で働く自分の未来が見えなくなったんですよね。世の中の人に笑顔になってもらえる番組を作りたい、と、ディレクターまでなりましたが、本当に人を笑顔にできているかの実感が薄かったんです。手応えは視聴率という数字か、Twitterの批判か。そこでキャリアアップを志したのが転職のキッカケです。

当時は「VRってなに?」「バーチャルリアリティとは?」と言われるほど浸透していない時。たまたま私はテレビのドッキリ企画で使ったことがあって、VRってすごい!と思っていたんです。まだ見ぬ未知の世界で、新しい映像制作にチャレンジできるって最高!と思い入社しました。

ー現在はどのようなポジションなのでしょうか。

制作部の部長をしながら、プロデューサーとディレクターを兼任して実際のコンテンツづくりにも携わっています。業務内容はこんな感じです。

プロデューサー:主に、クライアントの要望からコンテンツの骨子を構成し、撮影までの人、場所、道具などを手配、コンテンツ全体の予算、スケジュール管理を行う。
ディレクター:コンテンツの核を担うポジション。コンテンツ全体の構成・撮影手法・演出を考え、撮影現場を仕切り、編集までの一連を行う。

ー兼任されているのは珍しいですよね。

そうだと思います。はじめはディレクターとして入社し、1年半ほど経った頃にプロデューサーも担当したい、と申し出ました。前職でも両方の目線を持って仕事をするのが当たり前でしたし、明確に役割を分けるよりもいいコンテンツづくりができると思っています。もっと自分のできることを増やしたいという思いもありました。

信じて任せてもらえたから挑めた

ープロデューサーとディレクターの兼任はご自身の申し出なのですね。

そうなんです。
他にも、ジョリーグッドでは色々なチャレンジを応援してもらえました。印象的なのは、クリエイティブアワードに参加させてもらったことですね。

※一般社団法人XRコンソーシアム(XRC)が主催している、XR作品のアワードイベント。VR・AR・MRを始めとする現実拡張技術を利用した作品が対象。(https://xrc.or.jp/award2021/)

その時に手掛けたのは、救急救命士の教育コンテンツでした。コロナ禍で学生が本当の医療現場を見れないという課題をVRで解決しよう、と立ち上がったプロジェクトで、先生たちも、制作陣も想いが強かったんです。学生が医療現場を知ってるか知らないかで、教育効果は雲泥の差が出ます。VRがあると学生の意見やディスカッションが深まります。未来への貢献度がとても高いプロジェクトだったので、それが世間的に知られていないことがもったいない!と強く思い出場しました。

ー優秀賞を獲得されたと聞きました。大きな機会損失を埋める、意義あるコンテンツだったのですね。

また、20代で最年少で部長というポジションも任せていただいたのも、チャレンジでした。
私にとっての「キャリアアップ」は技術の向上で、役職のことは頭に無かったので、結構大きな壁に感じたんです。けど、周りの方にすごく助けていただけたからなんとかやって来れた。

ジョリーグッドのすごいところ、良いところはまさにここで、信じて任せてくれるんです。
印象的なのは、制約の強い大きな案件があって。プレッシャーを感じていたのですが、営業のメンバーが「瀬野ちゃんいいよ、頑張れよ。俺あと全部ケツ拭くから」と言ってくれて。思いっきりチャレンジしなよ、と背中を押してくれたんですよね。メンバーからの支えがあったからこそ最後まで”やり切る”ことができたと思っています。また、この経験が”やり切る”ことの大切さを学ぶきっかけになりました。
足りないと感じていたマネジメントスキルも、その営業メンバーの真似をして身に付けていきました。信じて支えてもらった経験を活かせたんです。

ー「チャレンジ、信じる、任せる、やり切る」カルチャーを体現するメンバーから受け継ぎ、連鎖を生んでいますね。

チャレンジと成長が強固に結びつく場

ーチャレンジの先に、成長があったわけですね。

ジョリーグッドが成長環境と言われるのは、チャレンジの要素が大きく影響しているんじゃないかなと思っています。
自ら考えて「これやってみたいんです」と申し出て、その理由や想いがアツかったら、「やってみたらいいんじゃない」と言ってもらえる環境なんです。ジョリーグッドのメンバーを見ると、成長してる人ほど自ら考え行動して、アクションしているイメージがありますね。

ー「アツかったら」!素敵ですね。

もちろん大筋として会社に寄与する内容、という前提は外してはいけないですが。

活躍している人のチャレンジをみんな見ているから、後を追いかけようと思えるんです。私も、アワードは営業チームのメンバーがよく出ていて、いいな、自分もあの場に立ちたいなと思ったのがキッカケのひとつでもあります。チャレンジは、別の人の行動を動かすものだったりもしますよね。

ジョリーグッドはバックグラウンドが様々な人が集まっています。それは色々な種類のプロがいるということでもあって、分からないことはプロに気軽に聞ける。そしてサポートしてくれる人が多い。チャレンジしやすい土壌が整っています。

間違っていても、踏み出したならそれは一歩目

ー他にも、瀬野さんは積極的にイベントの主催や制度の活用をされているとお聞きしました。

ジョリーグッドにある「エンジョイ10%」という制度などですね。
※1週間のうち10%の業務時間(約4時間)を「インプットを楽しむ」時間に当てていい制度。

私も使いますが、部のメンバーにもどんどん使おう、と促しています。私たちの仕事はクリエイティブなので、毎日同じデスクで同じ作業をしてPC触ってるだけでは、いいものは生まれにくいなと思ってます。自ら外に行って、いろんな刺激を受けて吸収し、引き出しを作らないと。私個人としても、「日々楽しむ」というのを、映像を作る上での心がけとして持っています。なるべくイベントや学会などにも足を運んで、色々な方の話を聞いて刺激を受けたりしているのも、このためです。

ジョリーグッドのカルチャーとしても、B3というものがあります。

Balance、Brain、Breakthrough
Balance:外からのインプットを増やしましょうというもの。中だけではなく、相手目線に立つことが大事。
Brain:外部に発信する。インプットしたら自分なりに考えてアウトプットして、それに対しての反応をちゃんと見ようというもの
Breakthroug:自分で大きな目標を決めて宣言するというもの

アワードへ出場したのは、この指針があったから、というのもありますね。

ーこのようにカルチャーの基となる行動指針が設けられていたとしても、能動的な行動ができる方は少ないように思います。素晴らしいと感じました。

私は、とりあえずやってみることがとても重要だと思っているんです。
どんなことでも、一歩目を踏み出すのが最も難しいですよね。でも、やってみなくては何が正解で不正解なのか分からない。なので正直、チャレンジした結果失敗しても良いと思っているんです。もし間違っていたらそれは成長への一歩目。気を付けるべきことが分かるので、結果やって良かった、と思えます。
スピード感が大事な環境なのももちろんなのですが、私は「踏み出せる人」になりたいと意識して動いています。口だけで何もやらない人が嫌い、というのもありますね。行動してやり切ることで信頼も得られる。ジョリーグッドのバリューにも常にチャレンジ、とあります。日々意識しているポイントです。

「未来の医師をつくる新たな教材」というチャレンジ

ー今日のお話も、チャレンジに終始していたと感じます。今後、してみたいチャレンジはありますか?

そうですね、医療教育を変えたい、日本だけじゃなくて世界中の医療業界を、と思っています。もう既に変えてるところがあるとは思ってるのですが、さらに推進し、貢献していきたいです。

私はこれまでの人生で、医療関連の仕事に就く未来をまったく想像していませんでした。一生関わらないジャンルだと思っていたんです。それが、こういう形で医療を支えることになって。
私たちの仕事は、書籍の教科書には載せることができない教材を作っているんです。数年後には私たちが手掛けた教材で学んだ学生が、医師や看護師、理学療法士になっていく。すごくわくわくする未来ですよね。医師の卵から医療従事者の方々の未来を、クリエイティブの力で変えて、サポートしたいと思っています。

また、医療VRは、利用者の生の声がダイレクトに返ってきます。使ってみて、ここがすごく良かったとか、内気だった学生さんがコンテンツを通して積極性を身に付けたとか。VRは座学とは違う価値を提供していると実感します。人に笑顔になって欲しいと思ってはじめたものづくりなので、こうやって声を直に聞けると、本当にやっていて良かったなと思います。

何事にもチャレンジしていくマインドのある方、イチからつくり上げてトライしていくのが好きな方と一緒に、ジョリーグッドを、医療業界を盛り上げて行きたいですね。

(ライティング:橋尾 日登美)