176th_チリツモの法則とは?
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このブログは、
「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走る
というクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ 「塵も積もれば山となる」と言います。
果たして、この"塵"とは、なにのことを指すのでしょうか?
それは、「ちょっとしたこと」だと考えます。
例えば、
・いつもより30分早起きする
・会社帰りにコンビニに寄らない
・資料の誤字脱字をチェックする
・「何か困っていることある?」と家族に声をかける
・百円貯金をする
もちろん、
・落ちているゴミを拾うこと、も。
そんなに大したことではないですが、
ちょっとしたハードルを乗り越えて一歩踏み出さないと、
その"大したことないこと"ができません。
意識して取り組めばできる事なのですが、
毎回毎回意識してすることが難しいんですよね。
そう、「継続して行うこと」が塵が積もるためのもう一つの条件なのです。
■ 継続して行なっていることには、
それなりの[仕組み]があって継続できています。
例えば、ご飯を毎日食べるのは、
食欲を旺盛にさせるホルモンの働きで行動を起こします。
これは人体が生命維持をするための仕組みと言っていいでしょう。
毎朝5時に早起きができる人には、
毎朝鳴るアラームや早起きをするためのチームがあったり、
早く起きて行うことが毎回決まってあります。
睡眠不足で目が覚めてしまう人は例外としても、
早起きする人にもそれなりの仕組みがあるわけです。
毎日会社に行くのも、自己実現や義務感、給与というニンジン(?)、メリットなどを感じる仕組みがあるから毎日会社に行きます。
窮屈な思いや不快感を感じるだけの満員電車に揺られて、
好きでもない仕事や、する意義も意味を見出せない仕事を
毎日行うことはできません。
自宅で何か他の仕事や、存在意義や貢献を感じられる仕事をするほうがよっぽど有意義なはずです。
不快な思い思いをしながらも通勤して働き続けているのは、
"それなりの仕組みがあるから"と捉えていいでしょう。
この二つを組み合わさったときに、
塵が積もれば山となる、略してチリツモの法則が成り立ちます。
■ 実は、
走ることは、このチリツモの法則に非常に当てはまります。
フルマラソンやウルトラマラソンなどの長距離を走れるという人は、
何も特異なことをしているわけではなく、
[走るというちょっと頑張ること] x [続けるための仕組み] = 長距離ランナー
という方程式を持ち合わせている人と言っていいでしょう。
1回や2回ちょっと頑張って走ってみただけで、
長距離を走れるようにはならないのは、
この二つの要素を理解できますよね。
■ 企業においては、
仕組み化させるのは経営者の役目と言われています。
これを、個人に置き換えたときに、
個人個人の経営者・マネージメントするのは誰かといえば、
これもまた、個人であります。
企業においては、
仕組み化するためにコンサルタントなどの外部の人を雇い入れることがあります。
個人においてもこれと同じで、
仕組み化するために外部の人(例えば、チームやグループ)の力を借りることもできます。
手前味噌ですが、僕のやっているコーチも、走ることはもちろんのこと、
走り続けるための仕組みづくりのお手伝いをさせていただくこともあります。
■ どのような形で仕組みを作るにしても、
[ちょっと頑張ること] x [続けるための仕組み] = チリツモの方程式
というのは、間違いなさそうです。
日常のちょっとした改善や心がけで良い変化を起こす事ができます。
それだけでなく、
その取り組みを続けるための仕組みづくりもセットして、
改善していきたいですね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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