106th_旅の記憶
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このブログは、
"200~500kmを走るジャーニーラン"というクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ こんばんわ。
先日、ビワイチが終わり、気が抜けたのか、
眠こける日々を過ごしていました汗
ジャーニーランは徹夜をして走るので、
だいぶ睡眠負債を抱えた状態になります。
今回は、結構ひどい状態だったみたいで、
食事をするたびに爆睡する状態が続いていました汗
今回のビワイチの被ダメ(後遺症)は睡眠不足の他にも、
ケツスレ、唇の日焼け、軽い風邪気味などです。
一刻も早く元通りの生活に戻して行きます!
■ どんなに楽しい思い出も、
どんな辛い経験も、
その次の瞬間には過去になります。
僕も過去にいろいろな場所を走った記憶がありますが、
もうそれは既に過去のことで、
今の今、その当時の楽しさや苦しみを感じることはできません。
これまでに経験してきたことはすべて過去の出来事なのです。
■ これはジャーニーランの特徴なのか、
過去に走ったいろいろな場面が脳裏にふと思い浮かぶことがあります。
日本縦断中、北海道の牧草地をひたすら南下していた記憶、
夏に六甲山のカーブが続く道を人を引き連れて走っていた記憶、
京都の花背峠から勢いよく駆け降りていた記憶、
夕陽が傾く中、奈良の山奥でお茶畑を遠くに眺めながら走っていた記憶、
長崎県の橘湾で、真夜中に海岸線を爆走していた記憶、
そして、日常的に走っているホームグランドの大和川の記憶、
これらは、
走っているときに目の前でよく似た場面に遭遇した時であったり、
電車に乗っている時などの何気ない日常生活の瞬間であったり、
取り留めもない瞬間に思いだすことがあります。
■ こういったことを幾度となく繰り返していると、
走っている最中にも
「あぁ、いつかこの景色や経験、感情さえも懐かしくなるんだろうな」
ということがわかってきます。
実際に今回のビワイチでもいろいろな感情が湧いたり、経験しましたが、
「すべていつか懐かしくなる」ということがわかっていたので、
今この瞬間を大切にしようと思いました。
■ 正直、この経験は人にシェアできるものではなく、
僕個人の記憶の中だけに留まります。
こうやって文字にしてジャーニーランの一部始終をお伝えしていますが、
文字だけではなかなか伝わらない部分もあるので、
より伝える確度を上げるために、動画を検討しています。
それはまた追々お伝えできれば…
復帰戦となる第一歩なので、今日はこのへんで。
■ ジャーニーランの応援ページはこちら↓
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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