不揃いのリンゴを
遠くへ投げたら

ツィッターで美味しそうな
カレー屋さんを発見！
しかし、
その店のレビューが
ほとんど見当たらない。

どうやら４年前ぐらいからやっている
お店のようなのですが、
遠いし営業時間が短いので
レビューを書くカレーマニアが
なかなか足を運ぶことができないみたい。

そんな謎のベールに包まれた
お店にじょいっこ探偵が
潜入捜査してきました。

じょいっこはランチタイムを
狙って出発。

しかし！
ランチタイム時間がまず難関。
13時半〜15時。

ほんの一時間半しかないのです。
近場の店だったらなんとかそれでも
行けると思うのですが、遠い場所に
行くにはリスクが高すぎる。

きちんと何時に着くか計算して
電車に乗り込みました。

寒空の下降り立った駅は
西部柳沢駅。

知ってました？
その駅？！

じょいっこは知りませんでした。

駅から降りてさらに15分。
道中、所々畑があり思わず
「思えば〜遠くへ〜来たもんだ〜」
を口ずさんでしまいます。

大通り沿いに現れる
「からくら」のプレート。
あった！ありました！！

ここが今回の目的地。
「からくらカレー＆スパイス」
です！

遠かった〜！
到着した時にはちょっとした
感動すら覚えます。

店内はカウンターのみ。
席はほぼ埋まっていましたが
1席空いていてなんとか座れました。

ここまで来て入れなかったら
その場で舌を噛み切って
自殺するところでした。

というのは大げさですが(笑)

しかし、このような場所なのに
お客さんがしっかり
入っているのはすごいな・・
期待が持てます。

男性店主一人のワンオペ。
忙しい時間帯はちょっと
話しかけにくい雰囲気。

メニューを見ると、
カレーの種類豊富。
わざわざ遠くまで来たので全種類
食べたいところ。

せめて3種盛り・・
と思って聞いたのですが
2種盛りまでしかできないらしい。
残念・・

親切に2種盛りの
計算式が書いてあります。

来ました！
これがからくらの2種盛りカレーだ！

四角い皿で出てくるって新鮮！
これは店主のこだわりなんです。

最近の流行りを無視した自分オリジナルの
盛り付けを心がけてるんだとか。
確かに他に類を見ない盛り付けです。

まずはポークビンダールから。
濃厚！！
酸味と甘みの向こう側にある
濃厚な旨味がブワッと広がります。
ぶりっぶりの豚肉は大きい塊ながら
ありえない柔らかさ。

山椒キーマも濃厚！
大きめのひき肉が存在感あって
プチプチした山椒の
はじけた痺れがたまらない
じょいっこの好みのタイプ。

中央に配置された副菜も面白い。

手前には2色の
かわいらしいレンズ豆。

向こう側には店主オリジナルの
中華風のアチャール。
ザーサイやキャベツやキノコ類
などで作られています。

食べ終わってから・・

海老のココナッツベースのカレーを
一口味あわせていただいたのですが、
めちゃくちゃ美味しい！

じょいっこ、これ好きだ！

ココナッツベースは甘くて
あんまり興味がないのですが
これは海老の美味しさが凝縮して味わい深く
非常に美味しいカレーでした。

じょいっこは似たような
味わいのカレー２種を
頼んでしまったので、
これから行く人は肉系のカレーと
海老カレーをあいがけに
することをオススメするよ！

ちなみに店主は、
お料理を作っている最中は寡黙ですが、
話しはじめるととても気さく！
特にスパイスの話は弾みます。

ちょっと遠かったけど、
行ってよかった！

東京の中心部でやっている
カレー屋さんのようになかなか
話題にならなくて大変かと思いますが、
カレーの勉強を怠らず
革新的なことを常に考えている
「からくら」さんを
応援したくなりました。

これから行く人は
「からくら」さんのツイッターを
確認の上行ってくださいね。
毎日開店するときには呟かれています。

余談ですが・・

帰りはカレー屋さんのすぐ近くにある
豆腐屋さんで手作りドーナツを
お土産に買って帰りました。

おばあちゃんが
作ったおからドーナツは
優しい甘さでほっこり♥
こちらもおススメです。

愛する人と遠くへ行きたい
どんな僻地でも二人でいけば大丈夫
若い頃はそう思っていた。
ふぞろいの林檎たちはそれぞれの
道を歩んだけれど
いまだに柳沢は柳沢
楽しかった仲間たちとの
別れの言葉は
あばよ

※ヒント
ひとり甲子園、ひとり警視庁24時、ひとりふぞろいの林檎たち、ひとり火曜サスペンス、ひとり太陽にほえろ!、ひとり日本沈没、ひとり箱根駅伝、ひとりNHKニュース7、ひとりスーパーニュース、東海道新幹線の車内アナウンス