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【韓国行ったら絶対これ食べて】現地人が通う人気店3選:ミシュラン「明洞餃子」のカルグクス

2023.11韓国旅行!カルグクスに感動!7年連続ミシュランガイド獲得「明洞餃子」

このお店は2017年から2023年現在まで7年連続でミシュランガイドを獲得している超人気店!
店内には韓国人はもちろんあらゆる国籍のお客さんで賑わっていました。さすがミシュラン獲得のお店。

お店に到着して店内をのぞくと長蛇の列が出来ています。
ですが、諦めないで!
とことんムダを省いた究極のオペレーションで、そこまで待たずに済みます。(詳しくは本文に記載)


マンドゥ만두

韓国の餃子といえばマンドゥと呼ばれる丸い形の餃子です。パク・ソジュン氏がCMでほおばっているあれですね。

いつもかっこいいパクソジュン氏


形が違うだけではなく、マンドゥは蒸すのが一般的。なので実際食べてみると餃子というより小籠包に近い感じがしました。※個人の感想

日本の餃子のように一口でパクッといく感じではなく、ひとつひとつがけっこう大きいです。皮は薄めで具材がギューッと詰まっていて食べ応えがあります。(餃子っていうよりまんじゅうって感じ。)

一口食べると肉汁が溢れ出て肉の旨味がすごい!!
10玉入りでボリュームがあるので、サイドメニューとして3人1皿で十分でした。

カルグクス칼국수

店名にもなっている餃子(マンドゥ)を凌ぐ美味しさで感動したのがカルグクス。
実は今回このお店に行った理由はククスなのです。

Netflixで放送中のドラマ「悪霊狩猟団: カウンターズ」シーズン1で、この「ククス」という料理を知りました。

Netflix ドラマ 悪霊狩猟団: カウンターズより引用。


韓国ドラマってご飯食べるシーンめちゃくちゃ多くないですか?!
ドラマの影響で新しい韓国料理を知ることがとても多い気がする。そして食べたくなる。韓国料理を世界に広める作戦なのか・・・。

Netflix ドラマ 悪霊狩猟団: カウンターズより引用。メンバーでククスを食べてるシーン


提供されたカルグクスのスープは透き通っていてうどんのような白い麵、その上にワンタンみたいなものが4切れとひき肉野菜炒めみたいなものが乗っていました。

明洞餃子のカルグクス

一口目、スープをすすって感動。おいしい、おいしすぎる…日本のダシの味とはまた違う、もっと動物的な味。やさしくて物凄くコクが深いのに全然重くない。このスープでラーメン作ってもおいしそう😋

ひき肉炒めから出ているであろう食用油+軽い焦げのような、ちょっと”ジャンク”な味が、優しい出汁に混ざってなんともいえない“そそる味”の出来上がり。

麺はというと、見た目も食感も「うどんとそうめんの中間」っぽく感じました。つるつる食感でスルスル入ります。讃岐うどんほどのコシはないけどそうめんほど柔らかくもなく…やっぱりうどんとそうめんの中間っていう表現がぴったり。

そしてこれまたワンタンが旨い!さすがマンドゥが主役のお店とうなる美味しさでした。
とにかくカルグクス美味しすぎて1杯を3人でシェアするには足りず、もう1杯追加注文しちゃいました。

ビビングクス비빔국수

これが唯一辛いメニューでした。”スープ無しで冷たい”という点で、冷麺に似てるかも。麺は緑色で原料は不明ですが、緑色というだけで身体に良さそう(=ほうれん草を連想)
噛み応えがあってカルグクスとは全く違う味・食感が楽しめます。

それと麺の上にのっている具材がとにかく辛い!さっきから辛いしか言ってませんが感想が薄い理由は、私がカルグクスを気に入りすぎて、ビビングクスを一口しか食べなかったから笑

冷麺好きな妹が「めちゃくちゃ美味しい!!」ともりもり食べていたので、冷麺が好きな人にオススメです!

長蛇の列でも待ち時間が少ない!高速回転を実現する効率的なシステムに感心

最初、お店に到着したときは「終わった…」と思いました。
信じられないくらいの長蛇の列。ついにククス食べれると楽しみだったのに😥と列を観た瞬間諦めていました。
ですが妹が店員さんに待ち時間を聞いてみると15分くらいとのこと。えっ、こんなに並んでるのに?と不思議だったのですが、本当に10分程度で着席できました。


その凄まじい回転率の理由は3つ。

① 人数によって階を振り分け
お店は3階建てなのですが、その造りをうまく利用しての順番待ちでした。
入店するとまず人数を確認されます。私たちは3人だったのですが、2階(内階段)へ行くよう言われました。2階へ上る階段に2階の待ち客用の列が出来ていてそこに並びます。
「えっ、外観から見えた列って実は一階席だけの人だったんだ」とここでまた驚きました。
2階に上がる階段にも同じくらい列できてるんですけど😂
ほんとに待ち時間15分?ってまた思いました笑

けど心配をよそに、あれよあれよという間に列は進み、あっというまに私たちの番。

席に着くと4人用テーブルだけがダーッと整列して並んでいました。
どうやら1~2名は1階席、3~4名は2階、5人以上は3階へ振り分けられるようでした。(確認したわけではないのであくまでも推測ですが)

② ドリンクメニューなし。食べてサッと帰る!
メニューはマンドゥ、カルグクス、ビビングクスの3つのみ。マンドゥは10個入りが1種類だけ。1人で行ったらククスとマンドゥ両方は食べ切れない量ですがそんな事情にはおかまいなし。

そしてドリンクメニューなしという潔さ。食後のドリンクが欲しい方は他店に移動して飲みましょう笑

※期間限定でコングクスというメニューが増えるようですが私たちが行った11月は提供されていませんでした。残念。

③ ちょっぱやすぎるレジ打ち
日本の人気店で行列が出来ている場合、そろそろ自分の番というタイミングでメニューを渡されて「注文考えておいてね」スタイルって多くないですか?
このお店はそんなことしません。笑

”次が自分たちの番”というタイミングで、壁に表示してあるメニューを指しながら妹が「ハナ、ハナ、ハナ」(ハナは1の意味)と言うのと同時に【電卓の早打ち大会レベル】の速さでレジを打ってクレカを切ってお会計終了。まさに数秒のオーダーでした。
ちなみに外国人のお客さんも多かったので、韓国語が出来なくても問題なさそう。

提供もめちゃくちゃ早いです。席に座ったと同時くらいにメニュー全部出てきました!
韓国人の仕事の速さに改めて驚かされました。

しかしメニューが3品だけって、なんて潔ぎいいんだ。
7年連続でミシュランガイドを取得していて、しかも明洞という立地だし、取得した最初の数年はお客さんが溢れてさばき切れず大変だったろうな~そして今の営業スタイルが出来上がったんだろうなぁなんて考えても意味ないことを妄想してしまう私。

無料提供のキムチに注意!
メニューとは別に無料提供されるキムチはとても辛いです!
単に辛いという味ではなく、たぶんですが生ニンニクがどっさり入ってると思います。
今までかなりのお店でかなりの種類のキムチを食べてきましたが、こんなにニンニクが主張してくるキムチは初めて。

このキムチをいきなりほおばるとカルグクスの優しい味が一瞬でかき消されるので、最初にククスとマンドゥを味わったあとにキムチを食べることをお勧めします。笑

さいごに

ミシュラン常連店ということで年々値上げしている模様。どうやら毎年1000₩程度ずつじわじわと上げているような…。
とは言えカルグクスの癖になる美味しさの虜になったので今後は韓国旅行のたびに必ず来店すると思います(立地も行きやすいですし!)

アクセス
ソウル市 中区(チュング) 明洞2街(ミョンドンイーガ)25−2


↑より詳細な行き方のリンクを引用


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