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分析から見えること

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小中学生を対象にした人材育成事業から,学力非依存の能力伸長評価の分析について紹介していきます。学術論文として執筆中の部分もありますので,あまり詳細な情報が載っていない場合もありま… もっと読む
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#教育

文章を分析して子どもの考えを読み取る

次世代の研究人材育成事業、愛媛大学ジュニアドクター育成塾では、テキストマイニングとよばれ…

大橋淳史
4年前
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能力の伸長を評価する

中学学生を対象にした研究人材育成カリキュラムと能力伸長評価法の開発を行いました。その結果…

大橋淳史
4年前
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どの学部を選ぶ?

大学進学という進路選択において、10代はどのように捉えているのかを全国の15~19歳、約1000名…

大橋淳史
4年前
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女性研究者の比率は増えている?【学校基本調査編 part2】

 今回は,学校基本調査の統計分析によって,研究者への登竜門,博士課程の進学における女性比…

大橋淳史
5年前
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女性研究者の比率は増えている?【学校基本調査編 part1】

 前回の「女性研究者の比率は増えている?」では,日本化学会の会員数の推移を基にして化学領…

大橋淳史
5年前
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正解主義から脱しよう!【part2】

 『学校での過ごし方』に過剰に適合して,正解主義で物事を判断する危険性について,Part1に…

大橋淳史
5年前
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正解主義から脱しよう!【part1】

 子どもは教育期間を通じて『学校での過ごし方』を覚えていきます。その方法には,たとえば学力を向上させる効率的な方法や先生に怒られない方法などがあるでしょう。しかし,これらの方法には,『学校でしか通じない』方法が含まれています。こうした方法に過度に適合することが能力の伸長を阻害する可能性について考えてみたいと思います。 1 正解主義は思考停止を招く 学校教育では,学習・校則などに照らして,自分の行動が「正解」かどうかが常に問われます。そのため,学校での過ごし方に過度に適合した

自己評価は何を測っているのか?

 人材育成事業の多くは,子どもの能力の伸長を自己評価で測定しています。自己評価を行う理由…

大橋淳史
6年前
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