イギリスQ誌が選ぶ「世界を変えたロックバンド」50選(再編集)
Q - 50 Bands That Changed The World!
昨年の投稿記事の再編集になります。
音楽誌「Q」による、2004年度の結果発表。
かなり古いデータになりますが、現在の音楽シーンはロックが勢力をなくしてますから、致し方ないのかと。。。。
残念ながら、2020年に廃刊ですか。ロック衰退はここまできてしまっていると。
若者のロック離れが著しいですが、いつの世も「ロックは死んだ」と言われつつ、何度も再生を繰り返しています。
そんなことを思いながらの発表。ロックが生活に、日常に入り込んでいる筆者が、カンタンなコメも記しておきますので、良かったら読んでくださいね。
Q（キュー）は、イギリスの月刊音楽雑誌である。1986年Mark EllenとDavid Hepworthによって創刊され、ドイツのBauer Verlagsgruppe社が刊行し、2020年のQ415が最終号であった。日本ではQ誌と呼ばれることが多い。
世界を変えたロックバンド50選「Q」2004年5月号
1位 Sex Pistols 社会の敵ナンバー1から伝説的ハイプへ
「脅迫状」になぞらえた切り抜き文字。
昔はPCやワープロがないため、新聞や雑誌の活字を組み合わせて脅迫状を作成。
彼らの作品ジャケットの多くは、この脅迫状文書で飾られている。
匿名の人物が不特定多数の人たちを脅し、攪乱させる目的と意図が彼らのイメージに合致。
バンド名は「性的な拳銃」であるが、「セクシーな暗殺者たち」の意があるとマルコム・マクラーレン。セックスは行為としてのセックス、拳銃には陰茎(男根)の意味も含まれている。
当時のイギリス、日本でも「非常識にして不道徳極まりない名前だと批判されている。
割れたグラスで全身を切り刻む半狂乱のシド・ヴィシャス。
刻まれた文字は「Gimme a Fix」
「ヤク(ヘロイン)をくれ!!」
活動期間 1975年暮れ～1978年1月 約2年
ライブ活動禁止令につき、実質活動歴1年
所属レコード会社 ヴァージン・レコード/ワーナーブラザース
日本では、日本コロムビア→ビクター→ヴァージン・ジャパン→東芝EMI
まさに世界を変えた不良たち。
ヴァージンから発売されたイギリス初回盤アルバム(サブミッションのシングル付限定リリース)「勝手にしやがれ!」は世界のオークション市場価格で数100万。おそらく世界一高いレコード。ビートルズのデビュー作の何倍も高値だそうです。ヴァージンから、EMIに移籍後も売れ続け、今なお一度も廃盤にならないという彼らの唯一のオリジナル・アルバム。メルカリなどのフリマで彼らのアナログレコードや彼らに関する文献を出品するとプレミア価格でも秒速でSOLD OUT。彼らのファッション革命もロック史上一の影響力でした。
今ではイギリス国家にも認められる最重要バンドで、ロンドン・オリンピックの出演依頼があったり、クレカや国内通貨コインにも彼らが採用されています。オリジナル・メンバーは全員存命で音楽活動を今なお継続しています。
マンチェスター・ムーブメントの立役者。
ストーン・ローゼズ。そのボーカリスト「マンチェスターのボス猿」イアン・ブラウンがピストルズを語っています。
「セックス・ピストルズは史上最高のバンドさ。
彼らはどの時代のどんなバンドよりも、最高の曲を持っていると思うよ。
ザ・ストーン・ローゼズを含め、どんなバンドも全盛期のピストルズの足元にも及ばない。
いまだかつて誰もね。
格が違いすぎるんだ。
ここ30年で、かなうバンドなんていやしない。
彼らのような度胸を持ってる人間がいないんだ」
イアン・ブラウン Ian Brown
スーツでスタイリッシュなジョン・ライドン
アイルランド人は金髪碧眼の美男美女が多い。
主演映画「コップ・キラー」より。
ピストルズ在籍時は172cm。PIL結成後は髄膜炎完治により185cmほどまで伸びたという。
日本の音楽誌「ミュージック・ライフ｣によれば「ロック界で頭の良い男」の1位に選ばれており、その学力偏差値は70以上、80程度だと記載。
(なんでそんなのわかるのか? 偏差値があるのは日本だけなのですがwww)
2位 The Beatles 60年代の神話。ロックバンドのバイブル
ご存じのように、カブトムシのビートルとビート♪をかけてビートルズ。
活動期間 1960年～1970年 10年間。
所属レコード会社 EMI／アップルレーベル
音楽だけで論じるならもちろん世界一重要なバンドであり、エバーグリーンでしょう。ビートルズを嫌いな人は聞いたこともないです。ジョン・ライドンはジョン・レノンから作詞法を学び「彼こそがワーキング・クラス・ヒーロー(労働者階級の英雄)であり、ポール・マッカートニーの作曲能力は尋常でない」と賞賛しています。カート・コバーンやオアシスのギャラガー兄弟もビートルズから相当インスパイヤされています。あらゆるジャンルの音楽ファンに愛されていることも特筆すべき存在ですね。もちろんアルバム全作品や詩集、分析本も沢山持っています。存命メンバーはポールとリンゴの二人。
イケメンなのでメンバーに嫉妬され、デビュー直前に解雇されたというピート・ベスト(現在82歳)は元気で存命。2023年、ビートルズ「最後の新曲」と銘打たれた「ナウ・アンド・ゼン」のミュージック・ビデオには、ベストの兄弟であるローグ・ベストが所有していた未公開映像が使用されている。これは1962年2月のライブを収めた1分ほどの（MVでは6秒間使用）映像で、現存する最古の、そしてベストがメンバーだった時代の唯一のビデオである。これはベストを通じて監督のピーター・ジャクソンに提供された。このためポールはピートに再会して著作権料を支払っている。
3位 Nirvana 米国シアトル(アバディーン)が産んだ奇跡の一撃
バンド名はコロコロ変わったが、この名で落ち着いた。
意味は「涅槃」。先に名乗っていたイギリスのプログレバンドが同名で、彼らの「NEVER MIND」の大ヒットにより、お金目当てで訴訟を起こされた。
本家ニルヴァーナの勝訴により、カートらが和解金を支払って解決。
故にニルヴァーナというバンド名は同時に二つ存在しており、いずれも、正式に登録されている。
ということで、(アメリカ合衆国の)ニルヴァーナと表記をする場合もある。
ズタボロのリーバイスがポイント。
Tシャツや汚いスウェットがアメリカ人らしい。
彼らにはブライアン・エプスタインも、マルコム・マクラーレンのような策士がついていないのによくぞここまでこれたなと。。。一番実力あるんじゃないのだろうか??
所属レコード会社 ゲフィン・レコード/サブ・ポップ(インディーズ時代)
活動期間 1987年～1994年 7年間。
死んだロックを蘇生した唯一無二のグランジバンド。
全米全英を制覇した「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」はポール・マッカートニーやジョン・ライドンも「とてつもない名曲であり、永遠に残る曲」との評価。
また、Y2Kファッションの先駆者であり、様々な面で後世に残した影響力は絶大。カート・コバーンを失ったロック界は余りにも悲劇であり損失がデカすぎる。残念無念としかいいようがありません。
ドラマーのデイブ・グロールはその後もメイン・ストリームに位置しています。カートの娘さんのフランシス・ビーン・コバーンも大人になりました。
The Beach Boys 米国の良心。華やかでキラキラサウンド。
Nwa ごめんなさい。マジで知らない。。。
Led Zeppelin アルバム全て所有。ハードロックの古典中の古典。
Kraftwerk テクノの始祖的存在。聴くと病みつきに。。。
The Rolling Stones 言わずと知れたロックの大御所バンド。
全アルバム必携。新作いよいよ出るんですね。
The Who ハイクオリティなアルバム群。名盤多すぎ。全アルバム必携。
The Velvet Underground ルー・リード率いるカリスマバンド。
Radiohead トム・ヨークの才能が開花して一大ムーブへ。
Guns ‘N’ Roses ストーンズやエアロ直系のHR/HM。カリスマです。
The Smiths 英国のカルトバンド。モリッシーの歌詞、マーのギター。
Bee Gees ディスコでフィーバーwww サントラの「小さな恋のメロディー」は名盤。
Oasis 英国ロックの伝統を継承する重要なバンド。
Run DMC ああ、めちゃくちゃ流行りましたね。一応ハマりました。
アディダスをバカ売れさせたグループとしても有名。
エアロスミスとのコラボも爆売れでしたね。
The Ramones 駄作も多いですが、やっぱり彼らがいなくてはね。
Fleetwood Mac 超絶名盤もあり、やはり重要なバンドてしょう。
Public Enemy 「Ⅱ」はド名作。これマジで不朽の名盤。。。
R.E.M. カート・コバーンに愛された彼ら。こういうロックもありあり。
Blur ブリット・ポッブねー・・・オアシスに大きく水を空けらたか。
The Stone Roses フアーストアルバムがすごすぎて、後が続かない見本。
Queen 最も偉大な英国バンドの一つ。映画でにわかファン増えすぎ。。残念。
U2 アイルランド発社会派プロテスタントバンド。ビッグになる前がスキ。
Chic 結構、好みでしたね。おしゃれディスコサウンド。
The Byrds ギターの音色と流麗で優しいメロディー、12弦ギター!!
The White Stripes まだ聴いてない。すみません。
Black Sabbath HR/HMの世界では不可欠なビッグバンド。
The Strokes まあまあ好きかな。。。。
Beastie Boys ハードコアなヤンチャバンド。強烈でした。
Pixies グランジ系に圧倒的支持されたんですよね。一応ハマりました。
Faith No More カッコよかった。キレがあった。
The Monkies デッチあげアイドルバンド。ただただ曲がいい。
ボーカルのデヴィッド・ジョーンズというありふれた名前は、デヴィッド・ボウイーの本名。なので、ボウイーと改名している。
Metallica 売れ過ぎスラッシュメタル。メタル・マスターはアンセムに。
Massive Attack 余り知らんけど、一通り聴きました。
Outkast ピンとこなかったです。。。
The Specials マッドネスと一緒によく聴いたなぁ。ツートーンね。
Blondie 大好きで。いやー、デボラ・ハリーは女神ですな。
Jackson Five 必聴でしょう。若き日のマイケルとそのアニキたち。
1989年のマイケルの日本公演、東京ドームに行きました。
Pink Floyd プログレ四天王の一角。個人的には「原子心母」かな。
Abba 嫌いな人いるんですかね? 世界を代表する4人です。
私が初めて買ったシングルレコード。
TLC 流行ったなー。。。まあまあ好きでした。
New Order イアン・カーティスの死を乗り越えて、偉大なバンドに。
Talking Heads 頭脳派。知的でセンスが良すぎるバンドでした。
Minor Threat 禁欲的ハードコアパンクバンド。ディスチャージと双璧。
Parliament/Funkadelic 興味なかったです。でも重要なのは分かります。
Wu-Tang Clan ?????
My Bloody Valentine マイブラ。ノイズの洪水。このギターは革命的。
Depeche Mode ダーク感がたまらない。ここに選ばれたのが嬉しい。
Roxy Music ブライアン・フェリーの歌声。優雅なサウンド。
いかがでしたでしょうか。
わたしは評論家でもなんでもない、素人。
ただのロックファンですので、こちらの意見には惑わされず、素敵なロックバンド50をこの機会に触れてみてくださいね。
あっ、とっくに知ってます?
それは失礼しました。
良かったら、お気に入りのバンドやオススメ教えて下さいね。
また、音楽やロックのこと書いていきたいと思います。
メジャーからマイナーなの、ノイズとかも好きです。
最後までお読み頂きありがとうございました😊これからも頑張りますので、良かったらスキやフォローをお願いします💖
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