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ぬか漬けの基本 はじめる 続ける。


 毎年のように今頃ぬか漬けをはじめ、秋になるとぬか床が酸っぱくなったりして処分してしまうということを繰り返してきた。

山田奈美先生の「ぬか漬けの基本 はじめる、続ける。」の続けるという部分がとても気にしつつ読みはじめた。

グラフィック社 (graphicsha.co.jp)


そもそもぬか漬けの基本となるぬか床の作り方の段階で、10日~2週間の「捨て漬け」という大根やキャベツの葉っぱを漬けてぬか床を熟成させるという基本的な準備作業をやっていなかったことに気がついた。
また、ぬか床の水分が多くなったりしてきた際の「足しぬか」のぬかと塩の量がいい加減で、また足しぬか後の2~3日の熟成もしていなかった。

月星座乙女を理由にしてはいけないが、やはり何でもいい加減になりがちで、大抵は目分量で行ってきたが、やはりぬか漬けの経験量がない中、やはりきちんとレシピに従って行うということの大切さを改めて実感させられた。

正直なところ私がぬか漬けをはじめると水道の蛇口や色々な箇所にぬかが残ってしまい、冷蔵庫も臭くなるので家人からはいつも文句を言われながら行うため肩身が狭い。

今回はきちんとレシピに従ってぬかと水と塩を軽量し、根昆布、唐辛子、山椒の実、生姜、大蒜も追加し、ジップの袋に入れて、さらにそれをホーローの蓋付き容器の中に入れて臭い対策にも配慮した。

先ずは、夏野菜の胡瓜、茄子、大根、人参、南瓜を漬けていきたいと思う。
本書では、じゃがいも、セロリ、カリフラワーをはじめ、ゆで卵、豆腐、チーズ、魚、鶏肉などのレシピもあった。
さすがに魚、鶏肉には上級レベルだと思うのでまだチャレンジできないが、豆腐やゆで卵はトライしてみたいと思う。

また、初心者にはうれしい、ぬか漬け、ぬか床なんでもQ&Aという内容も含まれており、続けるというところで困ったときには、先ずこのQ&Aを見ることで対応策が見つかるかと思う。


今春に山田奈美先生の「いつもの食材と調味料で 体が整うごはん」という発酵と薬膳をベースとした最新刊が発刊された。
タイトルのいつもの食材と調味料でというのが特別な感じでなくて親しみを感じる。
最新刊を記念としてインスタライブも開催された。
その中の鶏とアーモンドの香ばし炒めとせりとしらすの米粉チヂミの二品を我が家でも作ってみた。さすがに考え抜かれたレシピで味わい深く、美味しくいただいた。

いつもの食材と調味料で 体が整うごはん | ナツメ社 (natsume.co.jp)


ホロスコープが5室蟹座金星、火星の私においては、料理には抵抗なく、太陽牡牛座であることで素材をはじめとして味覚にもそれなりにこだわりがある。
20代にマクロビオティックと出会い、玄米菜食の料理教室に通いながら食事には関心が強かったが、当時は若気の至りで頭でっかちでやり、食にこだわればこだわるほど人間関係が狭くしていたという時期は、振り返ると懐かしい反面、恥ずかしくなる。

我が家では、最近、味噌と梅干しは毎年、仕込むようになり、より発酵品の大切さを感じつつあるが、このぬか漬けに加えて塩麹等を活用した料理も暮らしの中に無理なく取り込んでいきたいと思う。


蚯蚓出ず近江野菜に塩麹



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