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R-⑥(KodakT-MAX100/LeicaM2)【撮ったフィルムごとに辿る、記憶の旅】

少し時間が空いてしまいましたが連載は6本目まできました。このシリーズでは、私がフィルムカメラ(LeicaM2)を始めた2021年5月から、フィルム1本ごとに写真を振り返り、当時の記憶を辿るという記事を書いています。完全に私的な「追憶」なのですが、フィルム初心者がどんなことを考えながら撮影していたのか、もし少しでも誰かの参考になることがあれば嬉しいです。

今回は、前回と同じ「KodakT-MAX100」です。撮影は2021年5月下旬。妻と娘と銀座へお散歩しに行った写真たちでした。ちなみに5本パックで買ったのですがよくみたら24枚撮りだと後から気づく。現像に出す値段は同じなのに、何だか損した気分です。(しかもT-MAXシリーズは、専用の現像液を使うために通常より割増料金を取られるケースが多い)。

「地下鉄」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

銀座へと向かう丸の内線の車内にて。
今でも苦手なのですが、「反射」を撮るとき皆さんはどのように「距離」や「露出」を測っていますか?

「ポーズ」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

ひとつ上の写真もそうなのですが、この頃(1歳半にして)「撮られる」を意識し始めたのか、“ほっぺに指を添える”ポーズをするように。そんな娘が可愛くて、歩きながらもカメラを向けてしまうパパです。(親バカ)。

「STARBUCKS」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

私がフィルムで記録したいと思っているのは大きく2つあって、一つは「娘の成長と家族の時間」、もう一つは「街の表情」です。この日は銀座という「街」を撮ろうと思っていた(はず)だけど、こうして振り返ると視点が即物的すぎだなあと考えさせられます。この写真は、写真としては「銀座のスタバに来ました」という自分の記録写真の域を出ていませんね・・・(もちろん、それもそれで良いのですが)。

「休息」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)
結局、娘に勝る被写体はない。
「好奇心」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

この歳の記憶ってほとんど残らないんだろうけど、目に映るあらゆるものに興味を持っているのがよくわかります。この時も、くるくる回るサインポールを飽きずにずっと見ていました。

今回の「Kodak T-MAX100」、本来なら階調が豊かで粒子もなだらかな特徴を持つフィルムなので、「光と影」を上手く撮れれば素晴らしい写真になるのでしょうが、まだまだそうはいきません。笑
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