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*エッセイ綴ります *フォロー、いいね、どうぞお気軽に *安心に過ごせますように、良き日でありますように *珈琲・日本語・日本画・人間観察・写真スキです *人間についてのことを多く書いてます

最近の記事

『紙とペン』Instagramエッセイより

『紙とペン』 入力という形が主流になってずいぶんと日が経ちます。 昔は、紙にペンで文章を綴ってました。 印刷は輪転機という手動の印刷機で刷っていたこともありました。 昔の小学校などで使われていましたし、ぼくは大学のサークルで、発表物、連絡物を、輪転機で印刷しておりました。 それから、ワードプロセッサーに変わり、パソコンに変わりました。 ワードプロセッサーは、タイプライターに似ていて、印刷もワープロ本体で可能だったので、おそらく多くの人は長く愛用したのではないかと思いま

    • 『雪』

      雪を見たのは久しぶりで、積もりはしなかったが風とともに窓に突き刺さっていた。 子どもの頃、良く雪が降った。 積もった雪で雪だるまを作ったし、友達と校庭で雪合戦もしたなと思い出した。 雪は音を立てずに降り、やがて積もるので、知らぬ間にずんずんと積もることがある。 スキー場で、一夜にして1メートル以上積もったこともあって、その時の新雪に感激した。 ふわっふわっな雪に手や足を刺してみると、すぽっと入る。 友人がふざけてダイブすると、えっどこいったの?と一瞬見失うが、這い

      • 『湿布もロキソニンも効かない』

        昔に痛めたことのある傷は寒くなると痛みを感じて辛くなる。 古傷は痛むものだ。 腰と首を痛めたことがあって、腰はギックリになりやすく、首は姿勢などで痛みを感じやすくなる。 これらは寒くなると頻度が上がる、ということがわかっているから、用心する。 用心していると、ひどくなることが減るので助かる。 * この用心が大切なのだ。 用心を怠ると、怪我をしたり、ポカをやったり、はたまた同じ失敗をしでかす。 「あっ、やっちまった」 という経験は誰にでもある。 ギックリ腰でも用

        • 『どれも中途半端でごめんなさい』

          やってみたいことがたくさんあって、あれやこれやと考えています。 考えていても何も解決にならないので、とにかくやってみることにしました。 (することの内容は書いていません) * やってみてもどれも中途半端に終わるのですが、それはそれで「よし」とする癖があります。 ダメ出しを自分でしてしまい、強制終了させるのです。 ところが、何年も経ってまたダメ出ししたことをやってみたくなるのです。 多分今回もダメだろうって感じながらも、とにかく始めてしまいます。 それでまたダメ出しをし

        『紙とペン』Instagramエッセイより

          『家に絵があるとほっとする』

          『家に絵があるとほっとする』 ほっとする絵が部屋にあれば、とても心地よい時間が過ごせそうです。 ***** ぼくの家にはほっとする絵がいくつかある。 最近日本画をおぼえて、個展や展覧会を見に行くことがある。 とても素敵だなと思える絵をみると、これらの作品が部屋にあればいいだろうなと、想像してしまう。 我が家の部屋は狭い 六畳が一番広い コンクリートの建物だけど古い 日当たりは良い 壁面は白い そのような部屋だけど、小さい絵がいくつかある。 小さな絵は、写真スタンドよ

          『家に絵があるとほっとする』

          語り合える喫茶店

          語り合える喫茶店。 京都の大学へ通っていた頃、もう40年前のことだけど、友だちとよく喫茶店に行った。 一つは、からふね屋、タナカといった24時間空いている喫茶。 一つは、ミューズやフランソアといった、クラッシック喫茶だ。 終電を逃し、始発まで時間を潰せた24時間喫茶は、ぼくたちにはたいそう重宝した。それは、コーヒーを飲みに行く感覚ではなくて、今で言うネットカフェ的な存在だった。 コーヒーを飲みながら、いろいろなことを語り合った場が、老舗の喫茶店だ。 写真にあるの

          語り合える喫茶店

          『はじめての映画』

          『はじめての映画』0810 2021初出 叔父に連れられて映画を観たのは、小さき頃のことだった。 はっきり覚えていないが、映画の題名とその迫力だけは覚えている。 「白鯨」 みなさんはご存知だろうか、小説家ハーマン・メルヴィル原作の長編小説が映画化されたものだ。 調べてみると1956年公開とあった。 生まれる前の映画。 おそらく、再上映されたものだろう。 白鯨と船長の壮絶なる戦い、しか記憶にない。 この記憶さえ、後から話かもしれないが、もう叔父は他界して聞くこと

          『はじめての映画』