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持ち歩くもののサイズ感と気持ちの変化について〜薄い財布という選択

電子決済サービスが活用できる範囲が拡大し、日常生活で現金を使う機会がほとんどなくなりました。
飲食店、コンビニ、自動販売機、日々の生活で買い物をするときのことを思い返してみると、もう8〜9割方、電子決済、もしくはクレジットカードでことが済むというような感じです。便利になったものです。

自分達が高校生・大学生くらいの時は背伸びをしてハイブランドの財布を持つことが一種のステータスでした。
もう、財布のメーカーを話題にしている高校生なんてほとんどいないでしょうねw

自分も革製の長財布を長期間愛用してきましたが、数年前からミニマリスト御用達の「アブラサス」の財布に切り替えました。
詳細はamazonリンク先の写真を見ていただきたいのですが、基本的にお札とカード数枚+コインも数枚のみしか収納できないというミニマムなデザインとなっています。しかも、コインもたくさん入れるとうまく閉まらないので、実質(強制的に?)最大で5枚程度に落ち着いています。

財布を小さくすることで生じた変化

財布の面積だけ見ると、従来使用していたものの半分くらいになったという微妙な変化でした。
ただ、それ以上に持ち物が ”軽く、小さくなった” ことにより得られた心理的な解放感というか快適感のようなものが大きかったように思います。

極端な例えをすると、50kgのリュックサックを担いで行っていた登山のリュックが10kgに変化したような、心理的な重荷からの解放とでも言いましょうか。
確かに両方ともリュックを担いでいるのには変わりない。
ゴール・目的地が変わったわけでもない。
でも、荷物が軽くなったことで、足取り(と疲労感が)軽減されるような。
で、ゴールについてからも、まだそんなに疲れてないから、もう少し遠くに行ってみよう、と思えるような。
そんな感じとでも言いましょうか。

ノマドなりミニマリストの方が荷物を徹底的に減らすことに躍起になっているのは、こういう感覚を日常生活に徹底的にとりいれたいからなのだろうなということが、なんとなく理解できた財布更新の出来事でございました。

財布なので微々たる変化、でも、気持ちには大きな変化。
面白いものですね。

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