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債務上限アッサリ回避は、完膚なきまでのアメリカ崩壊の巻

2023年5月31日

<そこが知りたい世界経済>その1


米債務上限問題がアッサリ回避されました。
全てが丸くおさまったのでしょうか?
しかし、中身をよく見ると、むしろ逆。アメリカのデフォルトは致命的になります。

そして、この状況は、アメリカが本格的にデフォルトを実現するために、共和党民主党が一致協力して、新生アメリカに対して動きだしたということが言えると思います。

そして、それは世界最大の債権国である日本をどう黙らせるかにつながってきます。

これによって世界の経済がどう動いているのかを合わせてみていく事で、今日は、この辺りをお話して世界を占ってみたいと思います。

デフォルトは回避したのか?

下院共和党のケビン・マッカーシー議長は、「私たちは歴史に名前を刻んだ」と豪語しました。
それは、アメリカの歳出カットを勝ち取ったからで、バイデン政権はその代わりに2025年までは、債務上限の引き上げは無制限にするというバーターを行ったわけです。

これに対してネットでは、茶番劇だという意味で、「Debt ceiling Kabuki」という言葉が使われています。
共和党、民主党がこぞってバイデン氏が喜ぶよう茶番を演じている…という意味です。

それについて、トランプさんを大統領にした男といわれた元側近中の側近スティーブ・バノン氏は、

「共和党に裏切られた!マッカーシーの嘘つき!」

と怒っています。

しかし、これはマッカーシー議長が可哀想なんです。確かに今回のアメリカの政治劇は、茶番劇を演じているといえます。

バノンさんは、バイデン政権のいいなりになった共和党を非難しているわけですが、深実はどうでしょう?

僕の記事をずっと読んでくださっている皆さんは、お分かりと思いますが、以前の記事でバイデン政権の中枢が大半が逮捕されて、今のバイデンさんの役者はトランプ作戦側の脚本を読まされることになると書きました。

あれから、バイデンさんの行動に何か変化があったでしょうか?

例えば、バイデン大統領は、最近メキシコ国境付近の不法移民を難民申請するまでもなく追い返す法案に署名しました。
これは全くトランプさん側の方針です。

そして、今回の無制限の債務超過によるデフォルトの回避、、、(に、見せかけた致命的デフォルトへの誘導)。

これもトランプ脚本なわけですね!

#米債務上限関係

2023年6月1日

<そこが知りたい世界経済>その2

新南北政争を回避したい

今、地下で行われている事が全部表に出れば、またアメリカは、暴動から発展して再び南北戦争に発展してしまいます。国内の分裂です。

以前からアメリカは、いくつかの国に分割されるという事を話す人がいます。
しかし、今のアメリカを見ているとそうではないようです。

確かに僕も、その話は聞いていました。
しかしトランプさんはデクラスを行い、アメリカから独立して新しい国を作るという選択にNOをいいました

流れは逆で、カナダとも合併して新たな連邦国をつくり、北極海利権などに目を向けるというのが今の方向です。

そのためには、今は、内戦を避けなければならません。
そして民主党をぶっ潰すのではなく、正常化させることが必要。

そんな中でてきたのが、民主党から立候補した反ワクチン派であるロバート・ケネディーJr. 氏です。

つまりこれは隠れトランプ派。

つまり共和党はトランプさんが、民主党はケネディーJr. さんが、それぞれ分担して粛清と立て直しを行い、新生アメリカを作る…という意味です。

つまり、歳出をカットして債務上限をあと2年間、それも無制限に増やすという事は、アメリカのデフォルトをより致命的にするために行われた決定だというわけです。

これは、アメリカ連邦政府が崩壊するほど大きくなる事を確定づけました

つまり、このカブキショーも又、トランプさん側の脚本だということです。
ケビンマッカーシー議長が「私達は歴史に名前を刻んだ」といったのは、まったく別の深い感慨の念をこめた言葉です。

アメリカがやっと独立できるかも?

イギリスによって作られた植民地アメリカ、それを南北戦争でやっと独立させたアメリカは、1871年、経済難でアメリカ連邦政府をグラント大統領がイギリスに売りもどしてしまいました。

それからワシントンDC特別自治区に置かれたイギリスの所有するアメリカ株式会社に操られ、イギリスを中心とするDSに連邦準備銀行の金の支配という形がずっと続いてきたわけです。
この構造から脱却して真の独立を果たすという、アメリカ国民の真の自立、それががトランプ作戦の中核だったわけです。

マッカーシーさんの心のうちを代弁すれば、

「やっとここまできた!
アメリカの債務上限をなくす今回の決定で、アメリカの真の独立を阻んできたDSによる連邦準備制度の支配を、完膚なきまでのデフォルトで崩壊させ、再起不能にできる事がほぼ確定した!
だから、アメリカがやっと本当の独立を果たせるかも…(?)つまり、私達は歴史に名を残した偉業を達せたに違いない!!」


…という事です。

新しい段階に入ったアメリカ

バイデンさんが、順調にトランプさん側の脚本を読み初めて、共和党・民主党が協力して芝居をしている
これはある意味でカブキショーなのです。

しかし、ここまで見てきたように共和党が国民を裏切ってバイデン政権を応援している芝居では全くないわけですね。

アメリカのショーは新しい段階になりました。

これは日本にはどんな意味が出てくるのでしょう?

2023年6月2日

< #そこが知りたい世界経済 >その3

アメリカ再建国の課題と日本

いよいよ、徹底的にアメリカを刷新して、やり直す、新たな段階が始まったと考えられます。
今のアメリカを見ていると、アメリカの最も大きな課題は、その世界一に膨れがった債券でしょう。

ディープステートを排除できたとしても、その借金は返さないといけません。

日本は第二次世界大戦の時、ロスチャイルドに言い値で借金したお金を、まともに返し続け、しっかり返済してしまいました。

懸命に働いた日本は、逆にその逆境を使って、一時は世界第二位の経済大国になりました。

こうしてロスチャイルドに借金漬けにされて、返済を終える事ができる国は日本ぐらいで、ほとんどが、港や土地を取られて次第に属国化していきます。

アメリカは念願の新建国を得たあと、同じようにするのでしょうか?

最大限にデフォルトすると得するアメリカ

今の動きを見ていると、アメリカにどうもその気はないようです。
今回の歳出カットの中身は、国防総省の臨時軍事費を止めるという事のようです。

つまり、トランプ劇団のバイデン大統領は、G7では、ウクライナへの支援を各首脳と固く約束するパフォーマンスをしながら予算は削っています。

こちらが現実です。
口だけではなんとでも言えますが、お金がなければ何も買えません。

ウクライナ戦争は、事実上終わっているのにプーチンさんに協力してもらって、出来るだけ長引いているように見せかけ、今ある武器の在庫を処分しDSの武器の在庫を使い切らせる作戦です。
(この辺りはまた、次回世界情勢で書きます)

そして順調に進んでいる作戦は、最終段階にまで達しており、いよいよ戦後復興の流れをどうつくるのかが始まっています。

世界最大の債務を合法的に回避する(踏み倒す)事をしないと、アメリカ国民の生活は一気にハイパーインフレになり、おそらくまた、南北戦争になってしまうでしょう。

世界中の国がなんとかアメリカに借金を取り立てにこないようにしたい、諦めさせたいわけです。

特に世界で1番お金を貸しているのは日本です。
1ドル360円の固定相場制の時代から80円代まで、それは膨大な金額になります。その次が中国です。

日本に入り込んでいる親中派の人々の思惑が成功して、日本が中国の属国になると、中国は一緒にアメリカに借金を取り立てに行こう!と持ちかけるので、これは避けたい。

その意味でアメリカは、日本から退いていきますが、中国に日本をくれてやるということもしたくないので、日本としては、中国にもアメリカにも組とはしない真の独立を勝ち取れる流れが出来上がります。

独立を許してやるから借金には目をつむってね…という、なんとも高飛車なものいいですが、そういう事です。
国際法上も世界の倫理上もトランプさんはアメリカを引き継いだら、過去の負債も当然背負うわけです。

アメリカはどうやって債務を帳消しにするのでしょう?

債権者に債務者を抹殺させる

債務者は世界の敵だとして、世界に抹殺してもらうのです。
取り立て先がなくなれば、とりたてようがありません。(あきらめてほしい、日本には…)

だから、バイデンさんと裁判で戦って、勝つのではなく(そうすると借金も継承される)、バイデン政権を反乱軍による不法政府として倒し、新しいアメリカを立ち上げ、紙幣も新しく発行します。

これは、来年度からテキサスでスタートする100%金の裏付けを持った州札がその布石となります。
100%というのはすごい事で、いつ何処からアメリカはそんなに金の採掘ができていたのか…と思いますが、そうではないんです。 

人身売買、ワクチンなどを使った化学兵器の民間人への使用など、国際法に違反する被人道的な行為に対しては、財産没収というルールがあるので、世界の警察をして、ドンドン旧支配者層を逮捕してグアンタナモ刑務所(軍事裁判で捕まえた人が送られる刑務所)に収容して、彼らが何千年にも渡って世界から強奪略奪した金を召し上げてしまっているわけです。

さすがアメリカ!正義を行うにもメリットをちゃんと考えてある…!
それもやり方がなんともカーボーイ的です。やはりアメリカは根っからの開拓民の国ですね!
アメリカ合衆国は倒れて、アメリカ共和国となります。

アメリカ共和国、国内治安は?

アメリカの仕組みは、合衆国なので小さな国が集まった形をとっています。

だから、連邦政府とは別に州政府というものがあり、州の警察も州兵もその仕組みがあります。
連邦政府が倒れても、次の日から困る事はありません。

歴史の新しい国アメリカは、王族や豪族などはいません。南北戦争で勝った北軍が軍政をしき、国防を担っています。

そして北軍が日本でいう皇室にあたるポジションにあって、普段の国民の生活を取り仕切る統治者として、幕府にあたる連邦政府を承認して、日々の国家運営を任せているという形です。

今回、その連邦政府が、倒れてほしい…いや倒そう!そして、アメリカは大国から普通の国に戻るので、対外的には、誰も借金の責任追及をしないでほしい…

国内的には、アメリカ人を絶望させないようにテキサスから始まるデジタル金貨を配り、連邦政府の崩壊と共に、国民の資産はゼロになり、代わりに借金は帳消しになり、その代わり新たな金が配られる…そんな流れになる確率が高いと思われます。

こうすれば数%の超エリートお金持ちは怒りますが、ほとんどの低所得者層(現在のアメリカは中産階級が空洞化しています)の人は、もともと資産が少ないので大喜びで納得する人も多くなります。

日本でもお金が配られるか?

残念ながら、政府が日本国民にお金を配る理由は、あまりありません。

日本は2度のバブルを経験しガス抜きをして世界経済の混乱期でもソフトランディング可能ですし、日銀は債務上限…というルールもありません。

更に日本の国債の多くは日本人が持っていますから、日本の銀行が破綻しそうになれば、全ての銀行を一時国有化する手があります。
そうすれば債権債務者が同じになるので、借金帳消しです。
日本は地味にしたたかに、賢いわけです。

だから日本では、欧米のように社会が破滅するほどのハイパーインフレは起こり辛いです。

辛抱強く助け合う日本では、アメリカのように奪い合いや殺し合いも起こりそうもありません。

なので政府は金や現金を配る理由は見当たりません…今のところ…(^◇^;)

つづく

【Jun Amanto】

幼少より武道武術を嗜みスタントマン、大道芸人を経てパフォーマーに…。
環太平洋の身体感から傾舞(かぶくまい)を創始。そこから生まれた独自のコンセプトEART(天然芸術)を使い願望達成から必然達成の時代を提唱。
空家再生パフォーマンスなどで通りすがりの人1127人を巻き込み「Salon de AManTo 天人」スタート。
現在、大阪中崎町を拠点に地域活性化を成功、天人グループとして複数店舗を運営、アートエコビレッジ「Area AManTo」と呼ばれる。被災地支援や国際交流、国内難民の受け入れなど天然芸術家として仕事とボランティアを分けないライフスタイル「天人」を世界に文化発信している。

天響ノ道

Jun Amantoが身体哲学構築のため環太平洋を旅し、先住民やその民族に伝わる伝統や古代の叡智をまとめた奥義秘技が開示される「天響ノ道(あまゆらのみち)」
大阪校・東京校・与論島校同時開催
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