わたしはヨガが好きです。

そういうと、だいたいの人は「ホットヨガ？」と聞いてきます。

そのたびにわたしは「いえ、ふつうのヨガです」と答えるのが一連の流れ。

わたしは常温の室内でやるヨガが好きで、3年ほど通っていました。
そこに至るまでにはホットヨガも溶岩ヨガも試しましたし、筋トレのためにジムに通ったこともありました。

でもわたしが選んだのは”ふつうのヨガ”でした。

それはなぜか。
ヨガをしたあとにとてもリフレッシュできるからです。
汗を思いっきり流した方がスッキリできるという人もいるかもしれません。(サウナなどまさにそうですね)
でもわたしは、ポーズを取ることで適度に体に負荷をかけ、その緊張がほぐれていく感じや瞑想にひたるその時間がとても好きで、ヨガをやったあとには毎回気持ちがリフレッシュされる感覚がありました。

ヨガのインストラクターの先生に「ヨガはポーズではない」と教わりました。
本来のヨガは呼吸法を指し、その呼吸をしやすくするために体に動きをつけたものなのだと。

それを聞いて妙に納得をし、体の隅々に呼吸を入れることを意識するだけでもなにか違うような気がしています。
肋骨を伸ばしながらそこに息を入れていくとものすごく気持ちがいいですし、寒いときに体の内側(胸やお腹あたり)を意識しながら呼吸をすると温まるような気さえします。

大人気となった「鬼滅の刃」でも全集中の呼吸など大事なものいなっていますよね。これはヨガからインスピレーションを受けているのではないかと密かに思っています(笑)。

こうしたヨガの基本を、ホットヨガでは暑さのあまり、また汗をかくことで満足してしまい、きちんと行えていないような気がしています。

だからわたしはふつうのヨガが好きなのです。

ヨガは「無理をしないこと」「今の自分からちょっとだけがんばること」が大事だともいっていただきました。

そんなところも、わたしに合っているんだなと思います。

なにをやるにも、体が資本。
自分に合った方法で、体作りもしっかりしていきたいです。