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スポーツするのは何で?

前回に述べた通り、私のこの「note」では私自身が社会、街に、
そしてスポーツ現場に出て行きながら、
感じたり考えたりしていることを発信していくつもりです。

スポーツクラブ、スポーツチームを訪ねて私の視点でレポートさせてもらったり(全国めぐり?)、
そのためにも今の世の中とスポーツのつながりや意味も考えてみたりしていきたいと考えています。

本日は後者のネタを。
皆さんはタイトルに出した「スポーツするのは何で?」この問いに何と答えますか。
健康のため?仲間づくりのため?社会貢献に活用するため?

専門学校のスポーツビジネスコースで「スポーツ振興」のクラスを4月から担当しておりましたが、2022年前期を昨日に無事に終了。時にはゲスト講師も招きながら、学生とともに学ばせてもらっておりました(笑)。

昨日は前期の終盤のまとめのタイミングでしたので、日本サッカー指導者協会の藤原明夫さん(ふじさん)にお話をしてもらいましたが、「スポーツ振興」にはドンピシャだったかも…。

ふじさんからのメッセージは次のとおり。
スポーツを文化にする!

文化は、それ自体に価値があり、それ自体を楽しむことが目的であり、豊かさと幸せを感じるもの。手段化した文化は、ブームで終わるか、衰退する、とのこと。

つまりスポーツは、スポーツを楽しむことが目的であり、スポーツを心から楽しむことが出来るれば(文化に育つ)、そこからスポーツの内在的価値(人を健康に豊かに幸せにする様々な価値観や身体的・精神的効果)が自然に育ってくる、とのこと。

健康の為にスポーツをするのではなく、スポーツをすることが目的であり、スポーツが楽しい文化だからこそするのである。だから健康に留意するし、スポーツ効果で(血液循環器系、呼吸器系、骨筋肉系、脳細胞、幸福ホルモン 等も)更に健康になる、とのこと。

お金を作るためにスポーツを利用するのではなく、人生を豊かにし、スポーツ文化を楽しむ(レベルに応じて、プ ロもアマも)ことのために、お金を生み出す仕組みをつくるのである、とのこと。

コミュニティスポーツではない!スポーツのコミュニティを創るのである。つまり、スポーツをコミュニティづくりの手段にしてしまっては、真の文化に育たない。スポーツを楽しくすることが目的で、その課程で素敵なコミュ ニティが産まれる!とのこと。

スポーツは文化。スポーツは楽しむもの。
スポーツを手段にすると本質が変わる。

私も今から、ウォーキングサッカーに参加してきます(久々に)!!

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